【MVアグスタ】ユーロ4に適合したドラッグスターRR国内導入へ

掲載日: 2017年02月27日(月) 更新日: 2017年02月27日(月)
この記事は2017年2月27日当時の情報に基づいて制作されています。

リリース = 株式会社 MV AGUSTA JAPAN

MVアグスタジャパンは、欧州新排ガス規制ユーロ4に適合した「ドラッグスターRR」を国内でも発売することを発表した。排出ガス規制と騒音規制に対応するべくエンジンサイドカバーに至るまで騒音対策が施されている。発売は2017年5月を予定している。

MVアグスタドラッグスターRR 2017年モデル
以下リリースより
2017年2月27日

DRAGSTER RRがついにEuro4 仕様として登場
MVアグスタが最上級の技術、最先端のコンポーネント、革新的なデザイン、それらの妥協なきコンビネーションの成果として与える称号が『RR』です。世界中のモーターサイクルファンを虜にしたDRAGSTER RRには、純粋で、かつ衝撃的な喜びを得られるライディングの本質があります。この美しくも荒々しい、大胆なDRAGSTER RRがついにEuro4仕様となり、日本に上陸します。唯一無二、MV AGUSTAの象徴的なアイコン、3本出しエキゾーストをそのままに所有し、走らせる歓びを、思う存分に堪能できる日がやってきました。

MVアグスタドラッグスターRR 2017年モデル

ニューエンジンはシリンダー当たり2つのインジェクターを搭載することにより、最大馬力140hp/13,100rpm、最大トルク86Nm/10,100rpm を発揮(本国数値)。新しい排出ガス規制と騒音規制の導入に先立ち、ライディングダイナミクスと軽快な乗り味を保つために特別に開発されたパッケージの効果は絶大です。MV AGUSTAが許由できる音、すなわち燃焼によって生成される音を増大させる恩恵を受けるために、音量抑制のために開発されたシリンダヘッドによって技術的飛躍が達成できました。

また油圧クラッチ、クラッチハウジング内ダンパー、新カムチェーンテンショナー、新カムシャフト、新バルブガイドなどの新しいコンポーネントが導入され、すべて再設計されています。ノイズと振動を最小限に抑える新しい機構も採用されています。騒音低減はエンジンのサイドカバーにも及んでおり、このサイドカバーもエンジンプロテクターとして機能します。この驚くべき進化を遂げたNEW DRAGSTER 800 RRを、ぜひ堪能していただければと思います。

MVアグスタドラッグスターRR 2017年モデル
MVアグスタドラッグスターRR 2017年モデル

■モデル名/DRAGSTER 800 RR
■価格(税抜き)/2,075,000円
■発売時期(予定)/2017年5月

■車体の主な変更点
サイレンサー、バルブ付きエキゾーストマニホールド、エンジンカバー、フロントエンジンマウント、リアスプロケット、油圧クラッチ
■エンジンの主な変更点
シリンダーヘッド(バルブガイド・ハーモニックダンパー・機械式カムチェーンテンショナー)

MVアグスタドラッグスターRR 2017年モデル

■エレクトロニクス
電子制御を司る、MVICS(モーター&ビークル・インテグレーティド・コントロール・システム)を搭載。効果的で精密なマッピングにより、3気筒800ccエンジンに爆発的なパワーと、高効率の低燃費を両立させています。

MVICSは、「Eldor EM2.0」ECUと、フル・ライド・バイ・ワイヤーのミクニ製スロットルボディで構成されています。他のMV アグスタ3気筒モデルと同様に、本システムでは4種類のマッピングを選ぶことができます。『スポーツ』、『ノーマル』、『レイン』の3種類はプリセットされており、『カスタムモード』ではエンジンレスポンス、レブリミッター、トルクレスポンス、スロットルレスポンス、エンジンブレーキなどを好みに調整し、セットすることができます。さらに8段階調節のトラクションコントロールが装備されており、専用マッピングとリンクしています。この並外れたパフォーマンスを完全にコントロールするため、クイックシフター「EAS 2.0」も搭載。クラッチ操作なしに、驚異的な早さでシフトアップ&シフトダウンを行うことができます。スリッパークラッチも、コーナー進入時におけるマシンコントロールをより簡単にしました。サーキットだけでなく、公道においても大きなアドバンテージをもたらします。

MVアグスタドラッグスターRR 2017年モデル

[ お問い合わせ ]
MV AGUSTA JAPAN
TEL/0538-23-0861

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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