リリース = スズキ株式会社
スズキは、インドネシアで113ccの新型バイク「SHOOTER」を5月4日から発売していることを発表した。インドネシアの二輪車普及率は国民の4人に1台といわれ、10人に1台といわれる日本の普及率よりもはるかに凌ぐ数値でもある。近年は、スポーツモデルへの関心も高まっているという同国は、バイク文化の成長著しい国のひとつといえるだろう。
スズキ、インドネシアで新型二輪車
「SHOOTER(シューター)」を発表
スズキ株式会社のインドネシア子会社スズキ・インドモービル・モーター社は、排気量113ccの新型二輪車「SHOOTER(シューター)」を5月4日に発表し、販売を開始した。
「SHOOTER」は、インドネシアでの使用状況に適した新設計の113ccのエンジンに、クラス初※のフューエルインジェクション(燃料噴射装置)を採用し、従来の当社110ccクラスの同タイプに対して約3割燃費を向上した。エンジンには、軽量ピストンや小型クランクシャフトなどの採用による摩擦抵抗の低減や、吸排気システムの見直しによる燃焼効率の改善を行い、この結果燃費向上に加え出力特性の改善を図った。
また、軽量かつ高強度なフレームを搭載した取り回しの良い車体により、高い走行性能を実現した。さらに、使い勝手の良いシート下の収納スペースや大型ヘッドライトなどを採用し、利便性も向上した。スズキは、「SHOOTER」をエントリー層向けのクラスに投入することで、ラインアップの拡充を図り、拡販に努めていく。
※排気量110~115ccのスタンダード・アンダーボーンクラス。2013年5月現在、スズキ調べ。