プレストコーポレーションサイトにヤマハFJR1300Aの2013年モデル登場

掲載日: 2012年11月26日(月) 更新日: 2013年12月10日(火)
この記事は2012年11月26日当時の情報に基づいて制作されています。

リリース = 株式会社プレストコーポレーション

ヤマハの海外モデルを取り扱うプレストコーポレーションは、ラインナップページに2013年モデルが続々登場中。今回は、ツアラーモデルとなるFJR1300Aをご紹介しよう。


ヤマハ FJR1300A ベリーダークオレンジメタリック1
以下リリースより

FJR1300A
[2013年2月発売予定]

ヤマハの最新技術を投入し、
飛躍的な熟成と進化を進めたヨーロピアンツアラー。

長時間&長距離の快適なクルージングと、スポーティーさ溢れる優れた操縦安定性、不変のコンセプトに最新電子制御技術とニューデザインフォルムを加え、7年ぶりのモデルチェンジとなったニューFJR1300Aが今走り出す。

ヤマハの最先端技術を投入し進化したパワーコンポーネント
2000年に登場したFJR1300、その4ストロークDOHC・水冷直列4気筒1298ccエンジンは、常にヤマハの最新技術とともに着実な進化を遂げており、今回のモデルチェンジでも様々な新技術が盛り込まれている。まずYZF-R1やYZF-R6にも導入された、ライナーレス設計の直メッキーシリンダー。ライナー構造を省略することで放熱性の向上が図られている。

またこの新しいシリンダーに合わせてピストンリングも変更され、褶動抵抗の低減を実現。そしてスロットルバルブの駆動にも、定評あるYCC-T(Yamaha Chip Controlled Throttle)を採用。ライダーのアクセル操作を検知し、ECUユニットが瞬時に最適なスロットルバルブ開度を演算、モーター駆動でスロットルバルブを作動させることで、吸入空気量をキメ細かく調整し、滑らかなトルク特性を引き出している。この精度の高い吸入空気量制御は、ライダーの微妙な感覚にマッチし「操る喜び」をもたらしてくれる。

またこのYCC-Tは様々な機能を統合・制御する。1つ目がTCS(トラクションコントロールシステム)。タイヤと路面との摩擦係数が低い濡れた路面などで発生する発進の際のホイールスピンを防ぐため微妙なスロットルワークを補助し、滑らかな発進と安定した走行を支援する。

2つ目は走行環境やライダーの好みに応じて2つの走行モードをスイッチで選択できるYAMAHA D-MODE。YCC-Tを活用しスロットルバルブ開度を最適化することで、長距離ツーリングや市街地走行での扱いやすさを配慮した「Tモード」とパワー感やスポーティな走行フィーリングで操る喜びを楽しめる「Sモード」をハンドルスイッチ操作で好みや走行状況に応じ使い分けられる。

そして3つ目が高速ツーリングに於ける快適性向上を図るクルーズコントロール。3~5速で50km/h以上の高速巡航時に、左側ハンドルスイッチの操作によってその時点での速度を維持するようYCC-Tが燃料系の制御を行なう。クルーズコントロール機能は一定速度での巡航を可能にし、道路の微妙な勾配により車速が変化するのを防ぐなど、長距離走行時に大きな快適性をもたらす。なおクルーズコントロール操作スイッチはワンプッシュで2km/h刻み、長押しで連続で速度のUp/Downが可能で、ブレーキ、クラッチ、スロットル等の操作によりキャンセルとキャンセル後に直前の速度に再設定できるレジューム機能を備えた。


ヤマハ FJR1300A ブラックメタリックX


最新エアロダイナミクス技術による新作スクリーンとフロントカウル

スポーツツアラーとして快適な乗り心地をさらに高めるため、最新エアロダイナミクス技術を投入。スクリーンは形状、ステー類と駆動ユニットの設計を大きく見直した。駆動ユニットは従来の4本の直線レールから2本の曲線レールにリンクを滑らせる構造として部品点数を削減するとともに円滑な昇降・停止動作を実現。昇降速度も従来より倍増し走行時の快適性に貢献している。また新たにメインスイッチオフ時に設定スクリーン位置を維持する構造となっている。

フロントカウリングはアッパーをワンピース成形に、アンダーは表面のネジ露出を無くすなど造形・品質の向上とエアプロテクション効果の強化を図った。

またセンターエアダクトはエア取り入れ口と出口の形状を新設計し、メーターパネル上側からスクリーンに沿った空気の流れによって高速走行時にライダーの身体がスクリーンに吸い寄せられる負圧感や、気流の乱れによる振られを低減し、快適性を大幅に向上している。

これら形状変更によりボディ前面投影面積は僅かに増加したものの空気抵抗値は従来モデルと同等とし、高いエアプロテクション効果と空力効果の両立を実現している。

全体の隅々に及ぶ細やかな改良の数々
フロントフォークは内部構造を変更。内部部品にアルミ製ピストンロッドとプランジャー等を投入して軽量化を図った。これに合わせリヤサスペンションの減衰特性とスプリングレートを最適化。特に2名乗車時と積載時の乗り心地向上に寄与している。

また新銘柄のラジアルタイヤは新FJR1300Aの車両特性に合わせて見直された、高い耐摩耗性と優れた運動性能を有するツーリングタイヤで、サスペンションセッティングと相まってより高い操縦安定性を獲得している。

ヘッドライトはヤマハが先駆けたシャープな2眼フォルムで、ライト下部には片側3個のLEDを配し、リフレクターとレンズによってアイライン状に輝く高級感と風格溢れるポジションランプとなっている。

またフロントフラッシャーはLEDランプを採用。アンダーカウルに埋め込むことにより全体のフォルムに溶け込んだデザインとしている。

このほか、アナログ式タコメーター、デジタル式スピードメーター、表示内容のカスタマイズも可能なマルチドットディスプレイが並ぶ3連構造のニューデザインメーターパネル、リンクのピボット位置を変更し操作荷重を30%低減したメインスタンド、マフラーテールキャップ、新形状テールライトレンズなど、日々の使い勝手にも細かく改良を施し、新しい魅力が盛り込まれている。


ヤマハ FJR1300A イエローイッシュグレーメタリック5

■モデル名/FJR1300A
■年式/2013
■仕向地/南アフリカ
■プレスト参考小売価格(消費税込み)/1,564,500円
プレスト参考小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料・税金(消費税を除く)、配送料・排出ガス試験結果成績表等、登録に伴う諸費用は含まれておりません。詳しくは販売店までお問い合わせ下さい。

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(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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