これからのエアバッグはワイヤレス! ダイネーゼがスタンドアロン型ベスト「スマートジャケット」の受注を11/22に開始

掲載日: 2019年11月19日(火) 更新日: 2019年11月19日(火)
カテゴリー: バイク用品  タグ: ,  
この記事は2019年11月19日当時の情報に基づいて制作されています。

株式会社ユーロギアは、ダイネーゼのモーターサイクル用スタンドアロン型ベスト「スマートジャケット」の受注を2019年11月22日(金)に全国のダイネーゼストアおよびオンライン通販サイトで開始する。

同製品に搭載されるワイヤレスエアバッグシステム「D-air」は、これまでのワイヤー接続型のエアバッグと異なり、内蔵された7つのセンサーがライダーの動きを分析することにより事故を判断。高圧縮ガスにより瞬時に3D構造のエアバッグを作動させる構造となっている。

また、エアバッグに使われる素材はダイネーゼ社が特許を持つ「マイクロフィラメント」を採用。この素材によりエアバッグ全体が均等に膨らむとのことだ。価格は9万9,000円。サイズは男性用・女性用それぞれXS~XXLまでラインナップ。なお、エアバッグが膨張した際の交換費用は3万6,000円となる(価格は全て税抜き)。

ワイヤレスエアバッグシステムを搭載した世界初のモーターサイクル用スタンドアロン型ベスト「スマートジャケット」が登場!

確かな安全がより身近なものに

株式会社ユーロギア ダイネーゼジャパン事業部(本社:東京都中央区、代表取締役:勝川久也)は、世界初のワイヤレスエアバッグシステム「D-air」を搭載したモーターサイクル用、スタンドアロン型ベスト「スマートジャケット」の受注を11月22日(金)から全国のダイネーゼストア、および公式WEBサイトで開始いたします。

これまでの一般的なエアバッグベストは、車体とライダーを物理的なワイヤーで接続し、転倒によってガスボンベの栓がワイヤーで抜かれ、炭酸ガスがベスト内へ充填される単純な仕組みでした。

一方スマートジャケットは、システムに内蔵された合計7個のセンサー(加速度センサー×3、角度センサー×3、GPS)が1秒間に1000回ライダーの体の動きを解析、特別なアルゴリズムによって事故を認識し、3D構造のエアバッグを高圧縮ガスで瞬時に膨張させます。

また、エアバッグの素材にはエアバッグがどの部分においても5cm均等に膨らむ、伊ダイネーゼ社が特許を持つ「マイクロフィラメント」を採用し、一般的な膨らんだ風船のような構造のエアバッグとは異なり、どの部位でも均一な衝撃吸収性能を実現しました。

ワイヤレスエアバッグシステムである「D-air」は、伊ダイネーゼ社が25年の歳月をかけて研究開発を行ったもので、究極のモーターサイクルレースであるMotoGP(TM)では2007年から採用されています。「スマートジャケット」はサーキットから一般公道にその用途を広げた最高のプロテクションベストであり、ジャケットの上や下に着用することができる多様性を備えています

当社ではスマートジャケットを流通させることで、交通事故による死亡・後遺障害の減少に貢献していくと共に、伊ダイネーゼ社の協力のもと「D-air」の異なる分野への応用を推し進めて参ります。

■商品名/スマートジャケット
■小売価格/9万9,000円(税抜き)
■備考/エアバッグが膨張した際の交換費用は3万6,000円(税抜き)
■販売店/全国のダイネーゼストア、及び公式WEBサイト
■サイズ・バリエーション
・男性用/XS~XXL
・女性用/XS~XXL
■保護範囲/胸、背中、首
■安全認証/EN1621-4 Lev.2 (胸)、EN1621-4 CB Lev.1 (背中) を取得済
※背中のプロテクション性能は、一般的なプロテクターの約7個分相当
■対応する事故
・正面衝突(45-135°の範囲)
・走行中の追突(360°全方位)
・信号待ちなど停止中の追突(360°全方位)
・ローサイド(前輪または後輪がトラクションを失い転倒)
・ハイサイド(後輪がスライド後にトラクションを回復し、ライダーが投げ出される)
■その他
・IP54準拠の防塵・防水性能
・LEDユーザーインターフェース搭載(振動モーター付)
・専用アプリを使用して、ファームウェアのアップデートが可能
・一般公道用(アルゴリズムが異なるため競技での使用は不可 ※D-air Racing商品で対応済)
・4時間の充電で26時間の連続使用が可能
・重量約1,8kg
・2つに折り畳む事が可能
・購入日翌日から1年間、交通事故 死亡・後遺障害保険が付帯

お問い合わせ

株式会社ユーロギア ダイネーゼ&AGV ジャパン事業部
TEL/03-3527-3686

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リリース = 株式会社ユーロギア ダイネーゼ&AGV ジャパン事業部(2019年11月18日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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