株式会社ユーロギアは、ダイネーゼのモーターサイクル用スタンドアロン型ベスト「スマートジャケット」の受注を2019年11月22日(金)に全国のダイネーゼストアおよびオンライン通販サイトで開始する。
同製品に搭載されるワイヤレスエアバッグシステム「D-air」は、これまでのワイヤー接続型のエアバッグと異なり、内蔵された7つのセンサーがライダーの動きを分析することにより事故を判断。高圧縮ガスにより瞬時に3D構造のエアバッグを作動させる構造となっている。
また、エアバッグに使われる素材はダイネーゼ社が特許を持つ「マイクロフィラメント」を採用。この素材によりエアバッグ全体が均等に膨らむとのことだ。価格は9万9,000円。サイズは男性用・女性用それぞれXS~XXLまでラインナップ。なお、エアバッグが膨張した際の交換費用は3万6,000円となる(価格は全て税抜き)。
確かな安全がより身近なものに
株式会社ユーロギア ダイネーゼジャパン事業部(本社:東京都中央区、代表取締役:勝川久也)は、世界初のワイヤレスエアバッグシステム「D-air」を搭載したモーターサイクル用、スタンドアロン型ベスト「スマートジャケット」の受注を11月22日(金)から全国のダイネーゼストア、および公式WEBサイトで開始いたします。
これまでの一般的なエアバッグベストは、車体とライダーを物理的なワイヤーで接続し、転倒によってガスボンベの栓がワイヤーで抜かれ、炭酸ガスがベスト内へ充填される単純な仕組みでした。
一方スマートジャケットは、システムに内蔵された合計7個のセンサー(加速度センサー×3、角度センサー×3、GPS)が1秒間に1000回ライダーの体の動きを解析、特別なアルゴリズムによって事故を認識し、3D構造のエアバッグを高圧縮ガスで瞬時に膨張させます。
また、エアバッグの素材にはエアバッグがどの部分においても5cm均等に膨らむ、伊ダイネーゼ社が特許を持つ「マイクロフィラメント」を採用し、一般的な膨らんだ風船のような構造のエアバッグとは異なり、どの部位でも均一な衝撃吸収性能を実現しました。
ワイヤレスエアバッグシステムである「D-air」は、伊ダイネーゼ社が25年の歳月をかけて研究開発を行ったもので、究極のモーターサイクルレースであるMotoGP(TM)では2007年から採用されています。「スマートジャケット」
当社ではスマートジャケットを流通させることで、交通事故による死亡・後遺障害の減少に貢献していくと共に、伊ダイネーゼ社の協力のもと「D-air」
■商品名/スマートジャケット
■小売価格/9万9,000円(税抜き)
■備考/エアバッグが膨張した際の交換費用は3万6,000円(税抜き)
■販売店/全国のダイネーゼストア、及び公式WEBサイト
■サイズ・バリエーション
・男性用/XS~XXL
・女性用/XS~XXL
■保護範囲/胸、背中、首
■安全認証/EN1621-4 Lev.2 (胸)、EN1621-4 CB Lev.1 (背中) を取得済
※背中のプロテクション性能は、一般的なプロテクターの約7個分相当
■対応する事故
・正面衝突(45-135°の範囲)
・走行中の追突(360°全方位)
・信号待ちなど停止中の追突(360°全方位)
・ローサイド(前輪または後輪がトラクションを失い転倒)
・ハイサイド(後輪がスライド後にトラクションを回復し、ライダーが投げ出される)
■その他
・IP54準拠の防塵・防水性能
・LEDユーザーインターフェース搭載(振動モーター付)
・専用アプリを使用して、ファームウェアのアップデートが可能
・一般公道用(アルゴリズムが異なるため競技での使用は不可 ※D-air Racing商品で対応済)
・4時間の充電で26時間の連続使用が可能
・重量約1,8kg
・2つに折り畳む事が可能
・購入日翌日から1年間、交通事故 死亡・後遺障害保険が付帯
株式会社ユーロギア ダイネーゼ&AGV ジャパン事業部
TEL/03-3527-3686
リリース = 株式会社ユーロギア ダイネーゼ&AGV ジャパン事業部(2019年11月18日発行)