2019年3月22日(金)~24日(日)まで開催されているバイクの祭典、第46回東京モーターサイクルショー。オーストリア発のスポーツモーターサイクルブランドであるKTMブースでは、昨年ミラノで行われたEICMA2018で発表された790アドベンチャーを日本で初公開。そのほかにも、2019年モデルをすべてラインナップして展示している。ブース内に展示されている車両はすべて跨ることが可能なため、多くのファンが足つきやポジションなどを確認していた。
KTMブースでもっとも注目度が高いのは、日本初公開となった790アドベンチャーだ。低重心化されたガソリンタンクは容量20L、航続距離は約450kmを誇る。ツーリングモデルとしてかなり気になる存在だ。トップケースなどアクセサリー装着車も展示されている。
こちらは790アドベンチャーR。オフロード向けのブロックタイヤを履くなど、よりオフロードでの走破性が高められたモデルだ。Rなしモデルとともに間もなく発売予定となっている。
790アドベンチャーのハンドル周り。アルミ製のテーパーハンドルと5インチフルカラーTFT液晶のメーターを備える。ほとんどの機能は左手のスイッチだけで操作できそうだ。
新型となった690SMC Rも展示されている。舗装路とダートを組み合わせた「スーパーモト」レース参戦マシンの公道走行可能バージョンで、最新のLC4エンジンは量産バイク向けの単気筒エンジンでは世界最高の74hpを誇る。
KTMのストリートバイクの頂点に立つ1290スーパーデュークRをはじめ、各排気量のデュークシリーズも展示されている。もちろん跨ることが可能だ。
迫力のボディを持つ1290スーパーアドベンチャーSをはじめ、アドベンチャーシリーズも実際に跨ることができる。タンクの大きさやポジションなどをじっくり確認できるのがうれしい。
450S-XF HERLINGS REPLICA。こちらは2018年度のモトクロス世界選手権MXGPクラスチャンピオン、ジェフリー・ハーリングス選手のレプリカマシン。
こちらは250 EXC TPI。パワフルな2ストロークエンジンとフューエルインジェクションシステムを持ち、ハード&エクストリームなエンデューロレースでは最強のマシンとなっている。
ブースの壁面には、マシンカテゴリーに応じたアパレルのコーディネートが展示されている。かなりインパクトのある提案方法のため、マシンに負けないほど訪れた人の視線を集めていた。