2018年3月23日(金)に開幕した第45回東京モーターサイクルショー。BMWモトラッドは、マネージャーのリー・ニコルス氏がカンファレンスに登壇。昨年、日本国内での販売台数が初めて5000台を超えたことを報告し、好調なセールスをアピールした。また新車保証期間の延長を始め今後はさらにユーザーサービスを充実させていくとも約束した。
国内販売が好調なことを受け、カンファレンスではガッツポーズを見せてくれたディレクターのリー・ニコルズ氏。
カンファレンスの席上では、このほかにも重大な発表が二つあった。ひとつは鈴鹿8耐へのチャレンジだ。BMWジャパンとしての今年のモータースポーツ活動は8耐に注力すると明言。昨年に引き続き、酒井大作選手をエースライダーに迎え鈴鹿に挑む。
また、毎年多くのライダーを集める夏のビッグイベント「BMWモトラッド・デイズ・ジャパン」を長野県で白馬村で9月8日(土)・9日(日)に開催することを正式に発表した。このほか、F750GS・F850GS・C400Xについても国内導入の発表が行われたが、現段階では発売日・価格等は未定。こちらは情報が入り次第お届けしよう。
BMWが毎年白馬で開催してきたモトラッドデイズ。今年もやってくれる!
大阪モータサイクルショー同様に、ほぼフルラインナップといった台数を持ち込んだBMW。ヘリテイジブースの作り込みはさすがの一言。
発売が決定しているF850GS。エンジン・車体などすべてが新設計のブランニューモデルだ。先ほど海外で試乗会が開催されたばかり。試乗記事も現在準備中なので乞うご期待!
こちらは兄弟車のF750GS。街乗りからツーリングまで使えるオールラウンダー。F850GS、F750GSともに現段階では発売日・価格は未定。
500cc以下のセグメントに注力すると何年も前から明言していたBMWが放つ、400ccクラスのスクーターがC400Xだ。G310R・G310GSに続き、新しいユーザーを開拓する車両だ。こちらも国内販売は決定済みだが発売日・価格は未定。続報を待ちたい。
3月16日に発売がスタートしたK1600 Grand America。K1600Bベースのラグジュアリーツアラーだ。
2018年からTFT液晶メーターを採用したR1200GSシリーズ。やはり来場者の注目は高い。会場のスタッフに話を聞いたが、通常モデルがこのTFT液晶メーター仕様となる模様。従来のアナログメーターに関しては受注生産になるとか。おそらく今後他のモデルでもTFT液晶メーターの採用が進んでいくだろう。
BMWのイベント以外では国内初お披露目となったHP4レース。サーキット専用マシンとして世界限定750台で販売されているモデル。価格は1000万円! この車両含め、日本にも数台の納車予定があるとか。こうした貴重なモデルもしっかり確認できるBMWブース。展示台数も多いので楽しめること間違いなし!