長野県白馬村で開催中のBMW Motorrad Days Japan。このイベントでは数年前から一般ユーザー対象のカスタムバイクコンテストとして「インディビジュアライジングコンテスト」を開催しているんですが、今年も超クールなBMWカスタムが数多く出展されました。しかもレベルがとっても高い!
BMWのカスタムというと、欧州のカスタムビルダーの過激なカスタムをイメージしがちですが、日本のBMWオーナーも負けてはいません!
せっかくなので今日撮ったばかりのBMWカスタムをいくつかお見せしましょう。
BMWのカスタムベースといえばやっぱりR nineT。カフェレーサースタイルのR nineT Racerはそのままでも十分カッコイイんですが、この車両はその素性の良さをさらに引き立てるカスタムが施してありました。リペイントされたタンクやカウルはブラックとシルバーのコントラストが最高!
R nineT Scramblerベースながら、あえてセパハンを合わせるスタイル。何だかヨーロッパのビルダーが手がけたような雰囲気すら漂っています。タンクやシートのカラーもいいですね。SCプロジェクトのマフラーもナイス!
R nineT Pureのカフェカスタム。R nineTシリーズの中ではカスタムベースとして一番適しているのがこのPure。ベースモデルがシンプルなので、アイデア次第でどんなカスタムにも変身できてしまうのです。この車両はセパハンやシングルシートをセットして超スポーティな仕上がり。タイヤのレタリングもこういうカスタムにはハマります!個人的に超グッときた1台。
こちらはR nineTがベース。シリーズ中唯一倒立フォークとアルミタンクを純正で装備するのがR nineT(他のモデルはスチールタンク&正立フォーク)。このマシンは何だかとても凝った造形のライトカウルとシートカウルを備えていました。ハンドル下に装着したミラーのおかげでアップハンドルながらも低いシルエットを生み出しています。
一部で熱狂的ファンのいるK1300R。このKは外装&ホイールを高級感溢れるカスタムペイントで仕上げた1台。外装はマジョーラのように見る角度で色が変わる塗料でペイントされており、Kならではのイカツイ造形が際立っていました。
OHV2バルブのR80を過激にカスタム!コフィンタンクやトランペットマフラーなどのパーツチョイスにはチョッパーフレイバーも感じるのですが、低いハンドルで無国籍風カフェレーサーに仕立て上げられています。革張りのサドルバッグも良い雰囲気! R80の面影はもはやどこにもありません(笑)。
こちらはBMW BIKES誌が参考出品したK1600Bのマットブラック仕様。全塗装かと思いきや、このマットブラックはラッピング!
にしても、むちゃくちゃ渋い! 新車のオプションカラーに追加されてもいいのでは!?と思うほど似合ってます。このまま売ったら結構人気出ると思うなぁ。
こちらはBMWジャパンが参考出品したK1600B。ボディカラーは、RTやGSなどの限定車でもおなじみのアルピンホワイト。これも日本オリジナルカラーとしてそのまま販売しても良さそう。外装面積の大きなバイクはリペイントでガラっと印象が変わりますね。
ということでMotorrad Daysで個人的に気になったカスタムを駆け足でお届けしました。
全出展車両のディティールについてはレポート記事で詳しくご紹介しますのでお楽しみに!