【ライターコラム】北海道でたくさんのバイクと暮らす多バイカーたち/勝っちゃん編③R1愛

掲載日: 2018年10月10日(水) 更新日: 2018年10月01日(月)
カテゴリー: 日刊バイクブロス  タグ: ,  
この記事は2018年10月10日当時の情報に基づいて制作されています。

勝っちゃん(41歳)は、酒もタバコも博打もレジャーもやらず、趣味をバイク一本に絞った「多バイカー」です。バイクを複数台持っている人のことを、私はそのように呼んでいます。

勝っちゃんはバイクを4台持っている多バイカーです。撮影時、もう1台は修理中でした。

今回は、勝っちゃんの4台のバイクのうち、ヤマハYZF-R1を紹介します。

カウルのカラーデザインは勝っちゃんオリジナル。いまはあえて塗装ではなくカッティングシートでカラーリングしています。

勝っちゃんは2015年、38歳になって突如バイクに乗りたくなり、免許を取りに行ってヤマハ・ボルトCスペックを買いました。

ボルトCスペック。

免許を取っていきなり大型というのもすごいのですが、1年足らずで「これじゃない」と決めるところはさすがは多バイカーです。勝っちゃんは2015年暮れ、ボルトを売って、R1とドカティ・ポールスマートを同時に買ったのです。
勝っちゃんが買ったR1は2009年型の「ギョロ丸目」「センターアップマフラー」タイプです。

ここまで寄るとバイクにはみえないほどのギョロ丸目。

R1のデザインのハイライトの1つ、センターアップマフラー。勝っちゃんはヨシムラに換装。

マフラーは最初、アクラポビッチ製を付けていましたが、音に満足できずヨシムラに換えました。
勝っちゃんのR1はリミッター付145馬力の国内仕様ですが、これを買うときバイク店内には、青外装、黒色フレームの逆輸入車、フルパワー182馬力のR1もあったそうです。あえて低馬力タイプを選んだのは、限定の赤いフレームが美しかったからです。

「赤いフレームがいいんですよねえ」と勝っちゃん。フロントフォークは元は黒色だったのですが、ゴールドに換えました。

肝心の乗り味ですが、「到底乗りこなせる代物ではない」とのことです。しかし勝っちゃんはR1のこの毒にすっかり参ってしまいました。その後、あの名車スズキGS1200SSを買い増したのですが、「R1と比べて刺激がない」とすぐに手放してしまったのです。その経緯は次回紹介します。

勝っちゃんのGS1200SS。いまは手放してしまいましたが……。CB750Fなどそのほかのバイクは仲間のものです。

ヤマハ YZF-R1の詳細を見る

(ライター アサオカミツヒサ)

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