リリース = 株式会社KADOKAWA
角川スニーカー文庫から、ホンダ・スーパーカブとの出会いを通じて成長していく少女の姿を描いた小説『スーパーカブ』が5月に出版される。
【あらすじ】
山梨の高校に通う女の子、小熊。両親も友達も趣味も無い、何も無い日々を過ごす彼女だが、中古のスーパーカブを買ったことでクラスメイトの礼子に話しかけられて――「わたしもバイクで通学してるんだ。見る?」 消極的・受動的だった主人公が中古のカブを買ったことで、周囲の人やモノとつながっていく。だんだんと積極的に自分から行動をするようになり、主人公の行動範囲とともに見えてくる風景も広がっていく成長の物語。そして、作者のスーパーカブへの深い愛情があふれてくる一冊。
【小説「スーパーカブ」とは】
1958年に誕生し今年2017年秋にはシリーズとして総生産台数1億台に達するスーパーカブ。その1億台のなかのひとつの物語として小説投稿サイト「カクヨム」に連載され、話題を呼ぶ。Web上での人気を受けてこのたび書籍として刊行。
【書誌情報】
『スーパーカブ』
著者:トネ・コーケン/イラストレーター:博
発売日:2017年5月1日/定価:本体600円+税/発行:株式会社KADOKAWA
判型:文庫判/レーベル:角川スニーカー文庫