TeamKAGAYAMAが新型GSX-R1000で新章突入

掲載日: 2017年04月25日(火) 更新日: 2017年04月25日(火)
この記事は2017年4月25日当時の情報に基づいて制作されています。
リリース = Team KAGAYAMA
2017年4月23日に鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で、2輪・4輪レースが同時開催する2017 NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レースが行われた。2017 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦JSB1000クラスには、TeamKAGAYAMAからチーム代表・監督でもある加賀山選手と、2016年全日本J-GP2クラスチャンピオンで今年からJSB1000クラスにステップアップした浦本選手が出場した。チームは新型のGSX-R1000を投入して2台体制で挑んだが、マシンセッティングに悩まされ次戦へ課題を残す結果となった。
以下リリースより
2017年4月25日

~歯車が噛み合わなかった鈴鹿2&4レース~

■大会名
2017 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦
2017 NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース
■開催日
・予選/2017年4月22日(土曜)天候:晴れコース:ドライ
・決勝/2017年4月23日(日曜)天候:晴れコース:ドライ
■観客動員数/5万6000人(2日間合計)
■開催場所/三重県鈴鹿サーキット(1周=5.821km)
■マシン/SUZUKI GSX-R1000

■ライダー/加賀山就臣
■結果予選/11番手(2分08秒702)決勝/17位

■ライダー/浦本修充
■結果予選/33番手(2分12秒432)決勝/47位(DNF)

全日本ロードレース選手権は、シリーズ第2戦を迎えました。鈴鹿2&4レースは、全日本ロードレース選手権の最高峰クラスJSB1000クラスと4輪のスーパーフォーミュラなどが併催で行われ、快晴となった決勝日は、多くのお客さんが鈴鹿サーキットに訪れました。今年も鈴鹿8耐に向けたトライアウトを兼ねており、レース距離は200kmというセミ耐久で争われました。

2017年シーズンは、加賀山就臣に加え、昨年、Team KAGAYAMAで全日本J-GP2クラスチャンピオンを獲得した浦本修充がJSB1000クラスにスイッチ。多くの皆さんのご協力もあり、2台体制で臨むことになりました。さらにフルモデルチェンジを敢行したスズキGSX-R1000がデビューし、チームの士気も高まってきていました。

待望のニューモデルを得ましたが、その分、課題も多く、十分なテストを行えないままレースウイークを迎えることになってしまっていました。特に初期セットが難しく、レースウイークに入っても、パーフェクトには、ほど遠い状態でした。

■コメント
・加賀山就臣ライダー・総監督
「まずは、ペナルティを受ける事態になってしまったことをチーム代表としてお詫び申し上げます。セミ耐久とはいえ、ほぼスプリントレースですから、ストップ・アンド・ゴーのペナルティを受けた時点で上位進出の可能性を逃してしまいます。何とかポイントを獲ろうと最後まで走り切ったことで貴重なデータが取れましたし、次回のSUGOまで時間は少ないですが、ニューマシンを仕上げて勝負できるようにしたいと思っています」

・伊神常高加賀山担当チーフ
「マシンをセットアップするのに時間が足りませんでした。車体にしろ、電気にしろセッティング能力が不足していましたが、今回のレースを完走したことで、方向性が見えて来たと思います。次戦のSUGOラウンドでは、ニューマシンのポテンシャルを少しでも多く引き出せるようにして行きたいですね」

・浦本修充ライダー
「まずは、再びJSB1000クラスに戻って来られたことを、チームを始め、応援していただいている全ての方に感謝したいと思います。ニューマシンになってから時間もありませんでしたが、タイムも出せず、いい流れもつかめずに今シーズン最初のレースが終わってしまいました。走り切れば何かを得られると思いゴールを目指しましたがトラブルでリタイアという結果になってしまいました。それでも得たものはありますし、早くトップ争いができるようにレベルアップして行きたいです」

・武田雄一浦本担当チーフ
「たくさんの応援のおかげで成り立っているチームとして絶対にやってはいけないミスをしてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです。初歩的なミスでしたし、今後は、二度とないようチーム一丸となって次戦以降、臨んでいきます。ニューマシンはポテンシャルがあるのですが、20%も力を引き出せず、走りの方でもライダーに気持ちよく乗ってもらうことができませんでした。次戦より巻き返せるように全力を尽くします」

 

 

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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