【カワサキ】スマホ接続機能搭載の『Ninja H2/Ninja H2 Carbon』とブレーキ性能が向上した『Ninja H2R』が2019年モデルとして登場

掲載日: 2018年08月17日(金) 更新日: 2018年08月17日(金)
この記事は2018年8月17日当時の情報に基づいて制作されています。

 Ninja H2 Carbon

 カワサキのフラッグシップモデル「Ninja H2」シリーズから、スマートフォン接続機能を搭載し、モデルチェンジを果たした『Ninja H2/Ninja H2 Carbon』と、サーキット走行性能を高めた『Ninja H2R』の2019年モデルが発表された。

『Ninja H2/Ninja H2 Carbon』には、カワサキ車両初のBluetooth機能を搭載し、手持ちのスマートフォンに専用アプリをセッティングすると、車両情報や走行ルートをスマートフォンで確認したり、電話やメール着信が可能になる。また『Ninja H2 Carbon』は、カーボンファイバー製のアッパーカウルを採用したことで、軽量かつ高い強度を誇る車体に仕上がっている。サーキット専用の『Ninja H2R』は、ブレンボ製の最上級モデル「Stylema」をフロントブレーキに採用し、従来モデルより小型・軽量化に加えブレーキ性能が向上している。

価格は未定だが、2018年8月10日より車両導入国で順次受注受付が始まる。

カワサキ初のスマートフォン接続機能などの改良を施した 「Ninja H2 / Ninja H2 Carbon」と、 より商品性を高めた「Ninja H2R」2019年モデルを新発売

川崎重工は、フラッグシップモデル「Ninja H2/Ninja H2 Carbon※1」をモデルチェンジし、 2019年モデルとして新発売します。2018年8月10日より導入国で順次受注を開始します。 さらに、サーキット走行専用モデル「Ninja H2R」の装備を充実させ、2019年モデルとして新発売します。同じく2018年8月10日より導入国で順次受注を開始します。 川崎重工グループの技術の粋を結集し開発されたこの3モデルは、自社製スーパーチャージャーを搭載した スーパーチャージドエンジンにより比類なき加速力を体感できる究極のハイパフォーマンススポーツモデルです。

<従来モデルからの主な変更点>
■Ninja H2/Ninja H2 Carbon (2019年モデル)
(エンジン)
1.さらに熟成されたスーパーチャージドエンジン 優れた燃費性能を持つNinja H2 SXのバランス型スーパーチャージドエンジン開発で得た ノウハウを活用し、エンジン効率を高めた998cm3水冷4ストローク並列4気筒スーパーチャージド エンジンを搭載。エアフィルター、インテークチャンバー、スパークプラグといった主要部品を Ninja H2 SXと共用とし、231PSを実現しています。

(車体)
1.ブレンボ製「Stylema」モノブロックブレーキキャリパー イタリア・ブレンボ社製のストリート用モノブロックキャリパーラインナップより、最新かつ最上級 モデルの「Stylema」をフロントブレーキに採用。従来モデルの「Ⅿ50」に比べ小型・軽量化し、 ブレーキ性能の向上にも貢献しています。

2.ブリヂストン製最新タイヤ ブリヂストンの最新モデルである「BATTLAX RACING STREET RS11」が、より軽快なハンドリングに貢献しています。

(装備)
1.カワサキ初のスマートフォン接続機能 Bluetooth機能を搭載し、スマートフォンとの相互通信が可能です。専用スマートフォンアプリ「RIDEOLOGY THE APP」を使用し、車両情報や走行ルートをスマートフォンで確認したり、スマートフォンへの電話やメール着信をインストゥルメントパネルの液晶スクリーンに表示させたりすることができます。

2.様々な情報を機能的に表示するフルカラーTFT液晶スクリーン インストゥルメントパネルに高品質なフルカラーTFT(Thin Film Transistor、 薄膜トランジスタ)液晶スクリーンを採用。スクロール可能なマルチファンクションウィンドウと 表示モード選択機能(4モード)を備えています。走行状況やライダーの好みに応じて、スーパー チャージャーの過給圧/スロットル開度/ブレーキ効力/前後加速度の中から必要な情報を視覚的 に表示させることができます。また、周囲の明るさに応じてスクリーンの明るさを調節する自動調光 機能により、高い視認性を確保しています。

3.傷を自己修復する「ハイリーデュラブルペイント」※2 傷を自己修復する特殊コーティング塗装の「ハイリーデュラブルペイント」を採用。高品質な外観を 維持します。

4.全灯LED化 ナンバー灯にLEDを採用。既にLEDを採用しているヘッドライト、テールランプ、ウインカーと 併せ、全灯火類のLED化を実現しています。

Ninja H2Ninja H2 Carbon


■Ninja H2R (2019年モデル)

(車体)
ブレンボ製「Stylema」モノブロックブレーキキャリパー イタリア・ブレンボ社製のストリート用モノブロックキャリパーのラインナップより、最新かつ最上級モデルの「Stylema」をフロントブレーキに採用。従来モデルの「Ⅿ50」に比べ小型・軽量化し、 ブレーキ性能の向上にも貢献しています。

Ninja H2R

また、当社内の開発者やテストライダーなどの有志で結成されたレーシングチーム「Team 38」が、 2018年8月11日から17日にかけてアメリカのボンネビルソルトフラッツで開催されるモータースポ ーツイベント「ボンネビルスピードウィーク」の「P-PB 1000※3」クラスに「Ninja H2」で 参戦します。同イベントは、モーターサイクルや自動車で世界最速に挑む競技で、100年を超える歴史を 持つ由緒正しいイベントです。カワサキは1967年に「A1R※4」で初参戦し、2つのクラスで当時の世 界記録を樹立しました。今年、51年ぶりの世界記録樹立を目指します。

Ninja H2 ボンネビルスピードウィーク参戦車

※1:Ninja H2 Carbonは、軽量で高い強度を誇るカ-ボンファイバー製(CFRP)の アッパーカウルを採用。フロントまわりをNinja H2Rと同じイメージとしたことで、 さらなる高級感、品質感を醸し出しています。
※2:コーティングが元の状態に戻るには1週間以上かかる場合もあります。 また、コイン、キー、ファスナーによる傷の場合、塗装は元の状態に戻りません。
※3:1,000ccまでの過給エンジンを搭載した市販モデルで競われるクラス
※4:1966年に発売された2ストローク250ccロードレーサー


■商品名
/ Ninja H2/Ninja H2 Carbon/Ninja H2R
■受注開始時期/2018年8月10日以降
■導入予定国
欧州、アメリカ、カナダ、オーストラリア、日本、インドネシア、タイ、 フィリピン、その他
■カラー
ミラーコートスパークブラック(Ninja H2)
ミラーコートマットスパークブラック×ゴールデンブレイズドグリーン (Ninja H2 Carbon) ミラーコートマットスパークブラック(Ninja H2R)

※「Ninja H2R」は公道および一般交通の用に供する場所では一切走行できません。また、ナンバー プレートを取得することもできません。
※「Ninja H2R」はサーキット走行専用モデルのため、一般車と異なり保証の対象になりません。

【主要諸元】

[ お問い合わせ ]
カワサキモータースジャパン
お客様相談室
TEL/0120-400819

>>Ninja H2のカタログページはこちら

>>Ninja H2Rのカタログページはこちら

リリース = 株式会社カワサキモータースジャパン

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

このページの一番上へ

サイトのトップページへ

このページの一番下へ