【トライアンフ】1907年の筆記体ロゴが復活! 限定車「ICON EDITION」を発表

掲載日: 2024年10月30日(水) 更新日: 2024年10月30日(水)

トライアンフから、25年のモダンクラシック限定車として「ICON

トライアンフモーターサイクルズジャパンが、限定車「ICON EDITION(アイコン エディション)」を発表した。同車両は1907年から7年間使用されていたトライアンフの筆記体ロゴをガソリンタンクに施した限定モデルとなっており、専用のサファイア・ブラックとアルミニウム・シルバーの2トーンカラーのグラフィックがタンクとサイドパネルに採用されている。

ラインナップは Bonneville T100/T120Scrambler 900/1200 X/1200 XEBonneville BobberBonneville Speedmaster の7台のモデルを展開。価格は140万3,000円〜215万6,000円(税10%込み)となっており、全国のトライアンフ正規販売店にて2024年12月から順次販売開始の予定だ。

トライアンフから、25年のモダンクラシック限定車として「ICON EDITIONを発表」のお知らせ

歴史ある筆記体ロゴの復活

トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン株式会社(代表取締役/大貫陽介、東京都港区)は、そのルーツを1907年にまで遡る、トライアンフの歴史をもつ筆記体ロゴを復活させ、そのロゴを使用した2025年向けの新たな限定コレクションとなる、モダンクラシックシリーズの「 ICON EDITION(アイコン エディション)」を発表することをお伝えします。

・トライアンフはモダンクラシックの新たな限定コレクションとなる「ICON EDITION」を発表
・このコレクションでは、歴史的な筆記体ロゴを纏った、7台の異なるモデルを展開
・2024年12月から、順次トライアンフ正規販売店にて販売開始予定

この歴史ある筆記体ロゴは既に100年以上、トライアンフのタンクに描かれることはありませんでした。
しかし今回、この歴史的なロゴを車体に纏い、現代的なクラシックスタイルとパフォーマンスにトライアンフの歴史を融合させた、個性的でアイコニックな7台のモダンクラシックシリーズの限定モデルが登場いたします。

プレミアムなディテールと他の追従を許さない個性を備え、気品ある新しいカスタムテイストを持つこの限定コレクションは、トライアンフの素晴らしい歴史に敬意を表するモデルとなります。

トライアンフから、25年のモダンクラシック限定車として「ICON

今回の限定コレクションでは、洗練されたサファイアブラックとアルミニウムシルバーのカラーコンビネーションが、モダンクラシックがもつ唯一無二のオーセンティックなデザインを完璧に引き立てています。完璧な仕上がりを目指して丹念に作られた各モデルは、ハンドペイントのラインと、エドワーディアン・ジュエリーのようなゴールドの筆記体ロゴをあしらった特別なグラフィックが特徴です。

ボンネビルT100やT120がもつ、ゆったりとしたエレガンスから、Scrambler 900、1200 X、1200 XEの逞しいスタイル、ボバーやスピードマスターのカスタマイズされた雰囲気まで、特徴的なカラースキームで新たな個性を加えながら、オリジナルモデルのエッセンスを取り入れた個性的なデザインとなっています。

トライアンフ・モーターサイクルズ社のチーフ・コマーシャル・オフィサー – ポール・ストラウドは次のように述べています。
「トライアンフのモダンクラシックは、独創的なスタイル、高品質、プレミアムな仕上がり、そして現代的なパフォーマンスで不朽の名作との評を得ていますが、今回のこのコレクションは、1907年の筆記体ロゴに込められた伝統と情熱が相まって、若いライダーからベテランのライダーまでより幅広くアピールすることでしょう。

印象的な新しいペイントスキーム、特注のグラフィック、カスタムロゴを備えたアイコンエディションは、伝統、スタイル、現代的な性能が完璧に融合しており、クラシックなスタイルを高く評価しながらも現代的な性能を欲するライダーにまさにうってつけのモデルと言えるでしょう。」

トライアンフのアイコン

トライアンフモーターサイクルズ社のアイコンであり、多くのライダーから認められてきたトライアンフのロゴは、世界中で尊敬され、愛されています。トレードマークとしてのトライアンフロゴは、Triumph Cycle Co. Ltd.(トライアンフ・サイクル・カンパニー・リミテッド)の社名と、製造都市であるコベントリーの紋章を取り入れた、1902年の盾型のデザインから始まります。

しかし、このエンブレムは1907年にトライアンフの筆記体ロゴに変更されました。この筆記体バージョンのトライアンフロゴは、わずか7年間しか使用されませんでしたが、その後、数え切れないほどのカスタムデザインや収集品に使われ、ファンはこのロゴをタトゥーに刻んできました。

1915年にモーターズの文字がロゴに追加されるとデザインはさらに変化し、1920年代にはトライアンフは色付きの紋章タイプに戻りました。1932年の短い変更で楕円形のグローブロゴが導入されましたが、1934年には大文字によるワードロゴに戻りました。このワードロゴは、1936年に太いフォントに変更され、文字周りにはキーラインが追加されます。このロゴは50年以上にわたって受け継がれることとなりました。1990年にはブルーのバージョンでブランドに微妙な変化をもたらしましたが、2005年には文字周りのキーラインを削除して再び大胆にリフレッシュされました。2013年には現在のロゴが初登場、ワードロゴは現代的な黒のスタイリングとなり、モダンな三角形のロゴが追加されました。

そして、2025年。
今回のアイコンエディションによって、人々の記憶に今も残る1907年の筆記体ロゴが遂に復活を遂げたのです。

コレクションの詳細

ユニークなデザインとトップクラスの品質とエンジニアリングを融合させ、細部に至るまで精巧に作り上げられたアイコンエディションは、サファイア・ブラックとアルミニウム・シルバーの2トーンカラーが特徴で、サイドパネルは燃料タンクに合わせて美しく仕上げられ、各モデルを際立たせる印象的なコントラストを生み出しています。

トライアンフから、25年のモダンクラシック限定車として「ICON

エレガントな曲線や彫刻のようなディテールがモダンクラシックの個性的なシルエットを際立たせ、ハンドペイントのラインがブラックまたはゴールドのカラースプリットラインをなぞるように美しく描かれています。ゴールドのトライアンフ 筆記体ロゴと、アイコンエディションモデル専用のグラフィックをタンクとサイドパネルに加えることで、それぞれのバイクの存在感をさらに高めています。

新型Bonneville T100 Icon Edition

ブリティッシュクラシックのスピリットを受け継いだ新型ボンネビルT100アイコンエディションは、アルミニウムシルバー仕上げで、タンクとサイドパネルの深いサファイアブラックのアクセントは控えめ、リラックスしたレトロなスタイルを演出します。ハンドペイントのブラックラインとゴールドのトライアンフ1907筆記体ロゴによって完成され、時代を超越したスタイルと現代的な性能を求めるライダーへの最適な相棒となります。

トライアンフから、25年のモダンクラシック限定車として「ICON

ボンネビルT100アイコンエディションは、トルクフルで低慣性のボンネビル900ccエンジンを搭載し、最高出力65PS/7,400rpm、最大トルク80Nm/3,750rpmを発揮します。ハイスペックなカートリッジ式フロントフォーク、ツインリアショック、32本スポークのクラシカルなホイールと相まって、T100の俊敏で扱いやすいフィーリングをさらに高めています。

新型ボンネビルT100アイコンエディションの発売は、2025年1月以降を予定しています。

トライアンフから、25年のモダンクラシック限定車として「ICON

新型Bonneville T120 Icon Edition

ボンネビルT120アイコンエディションは、深いサファイアブラックのタンクに、シルバーのアクセントとハンドペイントのゴールドのディテールを組み合わせ、伝統とパフォーマンスを融合させた、爽快な走りを提供する個性的なモデルです。タンクにあしらわれたゴールドのトライアンフ1907筆記体ロゴがその名声をさらに高め、公道での唯一無二の個性をさらに際立たせます。

トライアンフから、25年のモダンクラシック限定車として「ICON

先進的で現代的なテクノロジーを満載したT120アイコンエディションのプレミアム仕様には、41mm径カートリッジフォーク、プリロード調整可能なツインリアサスペンションユニット、ABS付きブレンボ製ツインフロントブレーキキャリパーが含まれます。低回転域から中回転域まで高トルクを発揮するよう特別にチューニングされた1,200ccツインエンジンは、3,500rpmという低回転域で105Nmのピークトルクを発生し、最高出力は6,550rpmで80PSを発揮します。

新型ボンネビルT120アイコンエディションの発売は、2024年12月を予定しています。

トライアンフから、25年のモダンクラシック限定車として「ICON

新型Scrambler 900 Icon Edition

Scrambler 900 アイコンエディションのサファイアブラックとアルミニウムシルバーのカラーリングはその冒険心を表現し、堂々としたライディングポジションを際立たせます。大胆なタンクカラー、ユニークなアイコングラフィックをあしらったアルミニウムシルバーのタンクストライプ、1907年のトライアンフを象徴するゴールドの筆記体ロゴが、サファイアブラックのマッドガードと印象的なコントラストを生み出しています。ハンドペイントのラインが個性的な外観をさらに際立たせ、市街地でもオフロードでも思いのままにライディングを楽しめるモデルとなります。

トライアンフから、25年のモダンクラシック限定車として「ICON

どんな道でも走れるように設計されたScrambler 900は、高トルクの900ccボンネビルエンジンを搭載し、ライド・バイ・ワイヤースロットルが優れた走行性とコントロール性を発揮します。フロント19インチ、リア17インチのブラックアウトされたワイヤースポークホイール、790mmの低いシート高がライディング時のフィーリングをさらに高めます。このモデルは、あらゆるタイプのライダーにとって非常に扱いやすく操縦しやすい、ライディングを心から楽しめるモデルです。

新型Scrambler 900 アイコンエディションの発売は、2025年1月以降を予定しています。

トライアンフから、25年のモダンクラシック限定車として「ICON

新型Scrambler 1200 X Icon Edition

Scrambler 1200 Xアイコンエディションのタンクには、アルミニウムシルバーとサファイアブラックのコントラスト塗装が施され、その大胆で冒険をくすぐるキャラクターを引き立てています。ブラッシュドアルミニウムのディテールとハンドペイントのラインが、タンクのツインストライプを縁取ります。大胆なゴールドの1907 トライアンフ 筆記体ロゴと限定のICON(アイコン) ロゴが、Scrambler 独特の世界観にさらなる華を添えます。

トライアンフから、25年のモダンクラシック限定車として「ICON

トルクフルなパフォーマンスを発揮するハイパワーの1,200ccボンネビルエンジン、オフロード走行に対応する21インチフロントホイール、トライアンフのプレミアムな品質と仕上げに加え、Scrambler 1200 Xは、シート高820mm(アクセサリーのローシートを装着すると795mmまで引き下げられます)と、非常に扱いやすいモデルです。

新型Scrambler 1200 Xアイコンエディションの発売は、2024年12月を予定しています。

トライアンフから、25年のモダンクラシック限定車として「ICON

新型Scrambler 1200 XE Icon Edition

ファントムブラックがシルバータンクの両サイドを囲み、2本のストライプがその動きのあるフォルムを表現。更にゴールドアルマイト仕上げのフォークが、ハンドペイントのゴールドライニングとタンク上の1907筆記体ロゴのゴールドを引き立てています。

トライアンフから、25年のモダンクラシック限定車として「ICON

Scrambler 1200 XEが持つハイパワーでトルクフルな1,200ccボンネビルエンジンには、Scrambler 専用チューンが施され、スムーズでレスポンスの良いライド・バイ・ワイヤースロットル、オプティマイズド・コーナリングABS、トラクションコントロール、マルゾッキ製のプレミアムなサスペンション、ブレンボ製Stylema(R)キャリパー、メッツェラー製Tourance(R)デュアルパーパス・チューブレスタイヤが装備されています。

新型Scrambler 1200 XEアイコンエディションの発売は、2024年12月を予定しています。

トライアンフから、25年のモダンクラシック限定車として「ICON

新型Bonneville Bobber Icon Edition

ボンネビル・ボバー アイコンエディションは、低くすっきりとしたラインを持ち、ブラックを基調としたミニマルな魅力を維持しています。シルバーのハンドペイントアクセントと、タンク上のゴールドのトライアンフ1907筆記体ロゴが、ボバーの16インチファットフロントホイールと47mmのがっしりしたフロントフォークと相まって目を引きます。

トライアンフから、25年のモダンクラシック限定車として「ICON

ボンネビル・ボバーはまた、4,000rpmで106Nmという驚異的なトルクを発揮する一方、トルクアシストクラッチによってよりスムーズな操作が可能となり、非常に乗りやすく快適なバイクとなっています。

新型ボンネビル・ボバー アイコンエディションの発売は、2024年12月を予定しています。

トライアンフから、25年のモダンクラシック限定車として「ICON

新型Bonneville Speedmaster Icon Edition

スムーズな1,200ccのバーチカルツインが織りなす快適なクルーザーライディング。ゆったりとしたスタイルにブリティッシュカスタムの姿勢がにじみ出るボンネビル・スピードマスター アイコンエディションは、タンクとマッドガード全体がシルバーで仕上げられています。タンクは中央にサファイアブラックのストライプ、ゴールドのトライアンフ筆記体ロゴ、限定のICON(アイコン) ロゴで仕上げられています。ハンドペイントのラインがアクセントとなり、快適性とスタイルの両方を重視するリラックスしたロングライドに最適です。

トライアンフから、25年のモダンクラシック限定車として「ICON

スピードマスターの1,200ccハイトルクツインエンジンは、低回転域から高回転域まで高トルク、高出力を発揮するよう特別に開発されたチューニングにより、レスポンスの良い走りを実現します。ハイスペックなショーワ製47mm径カートリッジフォークとプリロード調整可能な隠しモノショック式リアサスペンションユニットを組み合わせ、同乗者の有無にかかわらず、ライダーに優れた操縦性、快適性、コントロール性を提供します。

新型ボンネビル・スピードマスター アイコンエディションの発売は、2025年1月以降を予定しています。

トライアンフから、25年のモダンクラシック限定車として「ICON

価格とカラー

■車種・カラー・メーカー希望小売価格(税10%込み)
・Bonneville T100 Icon Edition/アルミニウムシルバー/サファイアブラック/140万3,000円
・Bonneville T120 Icon Edition/サファイアブラック/アルミニウムシルバー/174万7,000円
・Scrambler 900 Icon Edition/サファイアブラック/アルミニウムシルバー/143万3,000円
・Scrambler 1200 X Icon Edition/アルミニウムシルバー/サファイアブラック/193万円
・Scrambler 1200 XE Icon Edition/サファイアブラック/アルミニウムシルバー/215万6,000円
・Bonneville Bobber Icon Edition/サファイアブラック/アルミニウムシルバー/196万7,000円
・Bonneville Speedmaster Icon Edition/アルミニウムシルバー/サファイアブラック/196万7,000円

モダンクラシック アイコンエディションは全国のトライアンフ正規販売店にて、2024年12月から、順次販売開始の予定です。

2024年12月発売
Bonneville T120 Icon Edition、Scrambler 1200 X Icon Edition、Scrambler 1200 XE Icon Edition、Bonneville Bobber Icon Edition
2025年1月以降発売
Bonneville T100 Icon Edition、Scrambler 900 Icon Edition、Bonneville Speedmaster Icon Edition

トライアンフから、25年のモダンクラシック限定車として「ICON

リリース

トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社(2024年10月29日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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