カヤバ株式会社(KYB)は、同社の最新モトクロスサスペンションがヤマハの「YZ450F」2026年モデルに採用された旨発表した。同製品は、あらゆる路面でタイヤの接地感を追求する「グラウンドフックコンセプト」を軸に設計されフロント・リアともに入力の吸収性を高めたほか、ツールレスアジャスタにより調整性も向上させているという。
卓越した走行フィーリングを実現し、厳しい路面状況に対応するために最適化されたサスペンションを供給開始
当社が開発した最新モトクロス(MX)サスペンションが、ヤマハ発動機株式会社様の「YZ450F(2026年モデル)」に採用されました。
あらゆる路面状況でもタイヤの接地感を感じられる走行フィーリングを追求する当社の「グラウンドフックコンセプト」を軸に設計。減衰制御・摩擦制御・調整機構の三要素を最適化、安定した吸収感を感じながら、路面状況を的確に把握できる「=ライダーが安心して攻めていける」サスペンションを開発しました。
ヤマハYZ450F(2026年モデル)に採用されている主な技術は以下の通りです。
【フロントフォーク】
(1)リーフバルブスプリングバルブ構造(小さな路面入力から一様な吸収性向上)
(2)デルタ形バルブ(大きな路面入力での吸収性を向上)
(3)ツールレスアジャスタ(調整性向上)
モトクロス(MX)サスペンション フロントフォーク
【リアクッション】
(1)大径ベースバルブ構造(小さな路面入力から一様な吸収性向上)
(2)6ポートピストン(大きな路面入力での吸収性を向上)
(3)ツールレスアジャスタ(調整性向上)
モトクロス(MX)サスペンション リアクッション
これらの技術により、YZ450Fの戦闘力を最大限に引き出すサスペンションとして、カヤバの技術力が結集された製品となっています。
最新MXサスペンションのYoutube動画も公開しましたので、ぜひご覧ください。
カヤバ株式会社(2025年9月10日発行)
YZ450Fの試乗インプレッション記事はこちら>>
YZ450Fのカタログページはこちら>>
(バイクブロス・マガジンズ編集部)