自動車・二輪車用パーツのサプライヤーである日立 Astemo は、2023年11月7日(火)〜12日(日)にイタリアのミラノで開催される「EICMA2023」に出展する。同社はステレオカメラやサイドミラー用カメラなどを使用した二輪車向け ADAS 技術(先進運転支援システム)や次世代電子制御サスペンション、二輪車の EV 化技術などを展示する予定となっている。
日立Astemo株式会社(以下、日立Astemo) は11月7~12日(プレスデー11月7~8日)にイタリアのミラノで開催される世界最大級のモーターサイクルショー「EICMA2023」において、二輪車の安全・快適やカーボンニュートラルの実現といったモーターサイクルの新たな価値の創出に貢献するADASやEVなど幅広い技術と製品を紹介します。
1 ADAS: Advanced Driver-Assistance Systems(先進運転支援システム)
2 EV: Electric Vehicles(電気自動車)
日立Astemoは、EICMA2023の13ホールA52にて、二輪車の安全・快適のニーズに応える技術として、二輪車向けステレオカメラやサイドミラー用カメラなどを使用したADAS技術や、次世代電子制御サスペンションなどを紹介します。また、カーボンニュートラル実現に向け需要拡大が見込まれるEV向けe-AxleなどEVシステムソリューションを紹介します。また、二輪車の安全性を高める各種ブレーキシステム、燃費向上に寄与するICE製品など、モーターサイクルの新たな価値を創出する技術を紹介します。
当社展示ブースにて展示する主な製品、技術は以下のとおりです。
■二輪車向けADAS技術
日立Astemoが誇る画像解析技術を生かした二輪車向けステレオカメラなどのセンシング機器により、前後を「見る」ことで事故を未然に防ぎ、安全なバイクライフに貢献する二輪車向けADAS技術や製品を体感頂けるよう、実車に実装させた車両展示にてご紹介します。
■e-Axle・EV技術
二輪車両のフレームに小型e-Axleなどを搭載させ、二輪車のEV化を具現化したモックアップ展示や、二輪車のEV化に欠かせないインバーターやEVマネジメントユニットなども展示し、カーボンニュートラルの実現といった二輪車の環境価値向上に貢献する技術や製品をご紹介します。
■次世代制御サスペンション
従来の電子制御サスペンションの快適性と、小型車などにも適用できる高コストパフォーマンスを両立させた次世代制御サスペンションを実車に実装させた車両展示にてご紹介します。加振機の上に設置した車両に実際に乗車頂くことで、二輪車の快適走行にサスペンションが貢献する効果を実感頂けます。
日立Astemoは、電動ビジネス統括事業部、シャシー・ICE統括事業部、モーターサイクル事業部による戦略的な事業ポートフォリオ運営を通じ、サステナブルな成長に向けた技術革新と事業強化に取り組んでいます。電動システムと排出ガスを低減する高効率な内燃機関システムでより良い地球環境に貢献し、自動運転や先進運転支援システム、先進シャシーシステムで安全性・快適性を向上させていきます。世界をリードする先進的なモビリティソリューションの提供を通じて、持続可能な社会と人々の豊かな生活の実現に貢献します。
日立Astemo株式会社(2023年10月10日発行)