【ヤマハ】若手ライダー育成プログラム「Yamaha VR46 Master Camp」第12回を開催

掲載日: 2023年05月19日(金) 更新日: 2023年05月19日(金)

【ヤマハ】バレンティーノ・ロッシ主宰の若手ライダー育成プログラム「Yamaha VR46 Master Camp」第12回を開催 メイン

ヤマハは、2023年5月19(金)〜25日(木)まで、バレンティーノ・ロッシ選手が主宰するVR46 Riders Academy と共同で若手ライダー育成プログラム「Yamaha VR46 Master Camp」を開催する。

今回で12回目となる同プログラムには、欧州から2名、南米から1名、アジアから3名の計6名が参加。このうち日本からは、2022年のMFJカップJP250・ナショナルクラスでチャンピオンを獲得した山根昇馬選手が参加している。

12回目となる「Yamaha VR46 Master Camp」を開催

欧州、南米、アジアから6名を選出、日本から山根昇馬選手が参加

ヤマハ発動機株式会社は、バレンティーノ・ロッシ選手が主宰するVR46 Riders Academyとともに、5月19〜25日、12回目となる若手ライダー育成プログラム「Yamaha VR46 Master Camp」を開催します。

2023年の開催はこの第12回のみであることから、当社とVR46は集中的なプログラムを計画。例年より1日長い7日間の予定で実施し、人数も欧州から2名、南米から1名、アジアから3名の6名とし、いずれもYamaha Motor Europeの「Yamaha bLU cRU European Championship」に参戦中のライダーとなります。

今回、選出したのはエドワルド・バー選手(16歳/ブラジル)、ダビット・ノワク選手(14歳/ポーランド)、マーク・ビック選手(16歳/スペイン)、クリッタパット・ケアンクム選手(18歳/タイ)、トゥラキット・ブアパ(19歳/タイ)、そして日本からは、2022年のMFJカップJP250・ナショナルクラスでチャンピオンを獲得した山根昇馬選手(15歳/日本)です。

「Yamaha VR46 Master Camp」は人材育成を目的としており、レースをはじめさまざまな分野の専門家によって、若手ライダーのライディング・テクニックやプロライダーとしての意識向上などを目標にプログラムを組んでいます。今回はVR46 Motor RanchのフラットトラックでYZ250Fを走らせるほか、モトクロス・コースではYZ125でソフトクロス・トレーニングに取り組みます。さらにはYZF-R3やYZ85でのMiniGPやゴーカートも体験する予定です。

すべてのセッションにVR46 Riders Academyの先輩ライダーが加わって指導を行うほか、「Correos Prepago Yamaha VR46 Master Camp」からMoto2世界選手権に出場中のマニュエル・ゴンザレス選手もサポート。この2シーズンで培った経験と知識をライダーたちに伝えます。

プログラムはライディングに留まらず、ワークアウトや、Monster Energy Yamaha MotoGPのロレンソ・ダレッティ(別名Trastevere73)によるMotoGP eSportのレッスンも行います。

小野哲談(ヤマハ発動機MS戦略部長)

「第12回目を迎えるYamaha VR46 Master Campは、ヤマハの若い才能のサポートを目的に、またとない機会として成長を促す機会となっています。

VR46とのコラボレーションによるプログラムは常に進化を続けています。その一つがMaster Campと連動する、VR46 Master Camp Moto2 Team(今シーズンはCorreos Prepago Yamaha VR46 Master Campとして参戦)がMoto2世界選手権で2年目を迎え成長したことです。

これにより、世界中の若手ライダーに刺激を与えスキルアップへの努力さらに促しています。

また、Yamaha R3 bLU cRU European Championshipからグローバルに参加者を選出したのは今回初めてとなり、ヨーロッパ、アジア、南米のライダーたちが同じトレーニングに参加することになります。

6人のライダーは、経験豊富なインストラクターや、VR46 Riders Academyのライダーたちから与えられる情報やスキルを身に着けてもらうことになります」

カルロ・カサビアンカ談(VR46 Riders Academyディレクター)

「Yamaha VR46 Master Campのトレーニング・ウイークがスタートするのを楽しみです。第12回は今まで以上に厳しく、そして楽しいものになるでしょう。

ライディングの日程を1日増やしたことで、新たに獲得したスキルを実際に試すことができるようになります。Yamaha R3 bLU cRU European Championshipから、また楽しみなライダーたちを迎えることができます。

これまでの参加者同様、6人はみな才能にあふれています。VR46 Riders Academyのライダーとインストラクターが今回もまた、たくさんの知識とスキルを身に着けられるようサポートし、決して忘れることのできない1週間のトレーニングを提供できるものと確信しています。

Master Campプロジェクト開催にあたり尽力してくれたヤマハ発動機、およびすべての関係者に感謝しています。若手ライダーたちが道を切り開くため、レース業界のキーパーソンたちが協力し合うとき、このように素晴らしい仕事ができることを、VR46 Riders AcademyやYamaha VR46 Master Campが証明していると思います。

第12回となる今回のプログラムもまた、参加ライダーたちのレーシング・キャリアをさらに高めるために役立つことを期待しています」

第12回「Yamaha VR46 Master Camp」参加ライダー

【ヤマハ】バレンティーノ・ロッシ主宰の若手ライダー育成プログラム「Yamaha VR46 Master Camp」第12回を開催 記事1
エドワルド・バー(Eduardo Burr)
■国籍/ブラジル
■年齢/16歳(2006年生まれ)
■主な戦績
・2022年/Latin American R3 Cup ランキング3位

【ヤマハ】バレンティーノ・ロッシ主宰の若手ライダー育成プログラム「Yamaha VR46 Master Camp」第12回を開催 記事2
ダビット・ノワク(Dawid Nowak)
■国籍/ポーランド
■年齢/14歳(2008年生まれ)
■主な戦績
・2020年/ポーランド選手権125cc チャンピオン
・2022年/ポーランド選手権SSP300 チャンピオン

【ヤマハ】バレンティーノ・ロッシ主宰の若手ライダー育成プログラム「Yamaha VR46 Master Camp」第12回を開催 記事3
マーク・ビック(Marc Vich)
■国籍/スペイン
■年齢/16歳(2006年生まれ)
■主な戦績
・2019年/スペイン選手権PromoRACC1 チャンピオン

【ヤマハ】バレンティーノ・ロッシ主宰の若手ライダー育成プログラム「Yamaha VR46 Master Camp」第12回を開催 記事4
クリッタパット・ケアンクム(Krittapat Keankum)
■国籍/タイ
■年齢/18歳(2005年生まれ)
■主な戦績
・2020年/FMSCT ALL Thailand Road Racing Class Sport Production 150cc U18 チャンピオン
・2021年/FMSCT ALL Thailand Superbike Class Supersport 600cc JUNIOR チャンピオン
・2022年/FMSCT ALL Thailand Superbike Class Supersport 600cc (SS1) チャンピオン
・2022年/Yamaha R3 EUROPEAN CUP ランキング18位

【ヤマハ】バレンティーノ・ロッシ主宰の若手ライダー育成プログラム「Yamaha VR46 Master Camp」第12回を開催 記事5
トゥラキット・ブアパ(Thurakij Buapa)
■国籍/タイ
■年齢/19歳(2004年生まれ)
■主な戦績
・2020年/Thailand Talent Cup
・2021年/Thailand Talent Cup
・2021年/Asia Talent Cup ランキング17位
・2022年/FMSCT ALL Thailand Superbike Class Sport Production 400 JUNIOR チャンピオン
・2022年/OR BRIC Superbike Class Supersport 600cc (SS1) チャンピオン
・2022年/FMSCT ALL Thailand Road Racing Class Sport Production 150cc U18 ランキング2位

【ヤマハ】バレンティーノ・ロッシ主宰の若手ライダー育成プログラム「Yamaha VR46 Master Camp」第12回を開催 記事6
山根昇馬(Shoma Yamane)
■国籍/日本
■年齢/15歳(2007年生まれ)
■主な戦績
・2022年/MFJカップ JP250 ナショナルクラス チャンピオン

リリース

ヤマハ株式会社(2023年5月18日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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