株式会社ウインズジャパンは、株式会社ナップスの SDGs 活動「ヘルメットドネーション」に賛同し、自社製品の新品ヘルメット200個程度をカンボジアへ寄贈する旨発表した。これはカンボジアで近年社会問題化している交通死亡事故の中でも、ヘルメット不着用のオートバイ死亡事故が目立つことを受けての寄贈となる。贈呈式は5月中旬、カンボジアの運輸大臣ならびに在カンボジア日本大使も出席して行われる予定となっている。
株式会社ウインズジャパン(代表:片岡匡史)は、株式会社ナップス(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:望月 真裕)のNaps+Eプロジェクト ヘルメットドネーションに賛同するとともに、2023年5月に、自社製品のオートバイ用ヘルメットをカンボジアに寄付することになりました。
カンボジアは自動車やバイクの増加に伴い、交通死亡事故が急速に増えていることが社会問題化しています。カンボジアの国家交通安全委員会によると、2022年の交通事故件数は2021年の2670件から11%増の2976件、死亡者は2021年の1497人から14%増の1709人、負傷者は2021年の3615人から11%増の4026人となっています。
交通事故の主な原因は、スピード違反、飲酒運転、未熟運転・無謀運転・不注意運転、無理な追越し等が挙げられています。また、オートバイの死亡事故、特にヘルメット不着用の死亡事故が目立つことが以前から指摘されています。
弊社、ReNet Japan(Cambodia)Co.,Ltd.および、在カンボジア日本国大使館立会いのもと、2023年2月28日に株式会社ナップスとMPWT(カンボジア王国公共事業運輸局) 長官と覚書を締結しました。あわせて今後の意見交換を行い正式な贈呈式は5月中旬を予定しています。
その記念式典にはカンボジアの運輸省の大臣ならびに日本の大使も出席する方向で調整中です。
弊社では今後この活動を続けていくとともに、日本のヘルメット業界にも広く協力を求め支援を拡大していくことを考えています。
■日時/2023年3月28日(火)14:30~
■参加者
・Secretary of State of Ministry of Public Works and Transport / Ms. H.E. Min Meanvy
・Director of Road Traffic Safety Department / PRUM Vantha
・Deputy Director of Road Traffic Safety Department / THO Dalin
・Chief of National and International Cooperation Office / RON Sineth
・株式会社ナップス 戦略事業部 次長 佐藤巧
・株式会社ウインズジャパン 辻友香里
・ReNet Japan(Cambodia)Co., Ltd. 常務執行役員 松尾俊哉
・在カンボジア日本国大使館 一等書記官 栗林孝典
■今回の寄贈
・弊社の新品ヘルメットを200個程度提供。
・交通教育の啓蒙を目的としているため政府を通じて正式なルートでの寄附としています。
・ヘルメットはカンボジア政府が主導して行っている安全普及協会の支援運動イベントを通じて、政府からの寄付金としてライダーの手元に届けられます。
株式会社ウインズジャパン(2023年3月17日発行)