【ヤマハ】ヤマハ・ライディング・アカデミー企画担当者が語るオフロード競技の醍醐味/高い目標設定と「できたー!」の喜び

掲載日: 2023年01月12日(木) 更新日: 2023年01月12日(木)
カテゴリー: トピックス  タグ: ,  
この記事は2023年1月12日当時の情報に基づいて制作されています。

【ヤマハ】ヤマハ・ライディング・アカデミー企画担当者が語るオフロード競技の醍醐味/高い目標設定と「できたー!」の喜び 記事1

ヤマハ発動機のライディングスクール「YRA(ヤマハ・ライディング・アカデミー)」において「親子バイク教室」や「中高生向けバイク教室」などの企画運営を担当する太田晴美さん。担当部署に配属されてから自らオフロード競技に取り組み始め、全日本エンデューロ選手権で優勝しその後、世界選手権にも出場を果たした。その経験から、子どもたちにも目標を立て「できたー!」という達成感を味わってほしい、との思いで YRA のプランナーとインストラクターとして奮闘している。

ニュースレター/「できたー!」の喜び。その達成感をエネルギーに

【ヤマハ】ヤマハ・ライディング・アカデミー企画担当者が語るオフロード競技の醍醐味/高い目標設定と「できたー!」の喜び 記事2

「子どもたちに「できたー!」の喜びを実感してほしい」と太田さん

高い目標設定。成し遂げた時の達成感

「子どもたちが「できたー!」と喜ぶ姿を目にすると、私も嬉しさがこみ上げてきます。私自身も、その瞬間が大好きなものですから」

こう話すのは、当社の安全普及活動「YRA(ヤマハ・ライディング・アカデミー)」で企画・運営を担当する太田晴美さん(写真右/カスタマーエクスペリエンス事業部 企画戦略部)。この日開かれた中高生向けのバイク教室でも、たくさんの「できたー!」の瞬間に立ち会いました。

高校バレーの強豪校出身で、当社の女子バレー部でもセッターとして活躍した太田さん。引退後に二輪車免許を取得して、気の合う仲間とツーリングを謳歌していた時期もあったそうです。転機が訪れたのは、デザイン企画部門に配属されたばかりの頃でした。

「オフロード競技車を担当したのですが、プロジェクトのメンバーは、皆さん設計や実験など各領域のプロ中のプロ。正直、趣味でツーリングしている程度の私の考えを聞いてもらえる余地はないと感じました」

しかし、ここで発揮されたのが、バレーボールに打ち込んでいた頃から何度も経験してきた「高いところに目標を設定し、そこに到達した瞬間を思い描いてエネルギーにする」その力でした。

全日本エンデューロ選手権優勝、世界選手権にも出場

太田さんが掲げた目標は、自らオフロード競技に取り組み、「2年後に全日本エンデューロ選手権で優勝する」こと。その日からコーチについてトレーニングに励み、見事それを実現させました。「できたー! やればできる、という達成感が気持ち良かった」と振り返ります。

さらに、「2年後にエンデューロ世界選手権に出場する」という新たな目標を立ててトレーニングを継続。昨年10月、ドイツ大会のGPウイメンズクラスに出場して、その目標も達成しました。出場のための各種手続きや車両の手配、また資金の調達など苦労も多かったそうですが、「動画配信サイトでしか見たことのない世界のトップライダーたちとスタート地点に立ち、「よくここまで辿り着いた」と充実感を味わった」そうです。

現在、「YRA」で太田さんが担当しているのは、小学生対象の「親子バイク教室」や、「中高生向けバイク教室」など。子どもたちにとって、エンジンが発揮するパワーの迫力や、クラッチ操作の難しさは決して容易ではありません。それだけに、そこを乗り越えた時の「できたー!」は格別なもの。「それを味わってほしい」と仕事に打ち込んでいます。

世界選手権では残念ながらタイムオーバーで失格。しかし、嬉しい出来事もありました。太田さんがデザイン企画を担当したマシンに乗るスウェーデンの選手から、「このデザイン、最高!」と手放しの賛辞を受けたのです。「その一言を聞けただけで頑張ってきた甲斐があった」。そう話す彼女の中には、すでに新たな目標も芽生えているそうです。

■YRA ヤマハ・ライディング・アカデミー
・URL/https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/yra/

■広報担当者より
「できたー! という感情は、自分の力でゼロからイチにした時に生まれる。それを体験するには、バイクは非常に良いパートナー」と太田さん。現在はYRAのプランナーとインストラクターを掛け持ちで奮闘し、「こうした活動を長く続けていくためにも、思いだけでなく、基盤整備を進めて次につなげていきたい」と、力を込めて話してくれました。

リリース

ヤマハ発動機株式会社(2023年1月11日発行)

 

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

このページの一番上へ

サイトのトップページへ

このページの一番下へ