住友ゴム工業が2022年度のモータースポーツ活動報告を発表した。本年度は「AMAスーパークロス」で全階級制覇記録を更新したほか「FIM ワールドスーパークロスチャンピオンシップ」にて Ken Roczen 選手が初代チャンピオンを獲得。国内では全日本トライアル IASクラスで小川友幸選手が10連覇、全日本ロードレース J-GP3クラスで尾野弘樹選手が2連覇を達成した。
住友ゴム工業(株)は、2022年度のモータースポーツ活動において、国内外のモータースポーツにタイヤを供給し、チームや選手をサポートしてきました。最新の車両が投入される最先端のレースでタイヤ開発を行い、走行データを分析しながら最適なタイミングで路面や天候に合わせたタイヤを投入してきました。
今年もトップクラスから入門レースまで幅広いカテゴリーで多くの選手がDUNLOP(ダンロップ)のタイヤと共にレースを戦い抜き、多くのファンに感動を届けていただきました。また、会場やオンライン観戦でファンの皆さまからはたくさんの応援をいただきありがとうございました。
海外二輪レースにおいては、全米選手権「AMAスーパークロス」の全ての階級でシリーズチャンピオンを獲得し13年連続全階級制覇と記録を更新。今年から新たに始まった「FIM ワールドスーパークロスチャンピオンシップ」では、Ken Roczen選手が初代シリーズチャンピオンを獲得しました。日本でも、「全日本トライアル選手権」IASクラスで小川友幸選手が10連覇、「全日本ロードレース選手権」J-GP3クラスで尾野弘樹選手が2連覇を果たしました。
また、当社のこれまでの実績およびタイヤ性能を高く評価いただき、世界最高峰のロードレースである「FIMロードレース世界選手権」のMoto2・Moto3クラスなどにワンメイクタイヤの供給を行い、レースに参戦する選手の足元を支えました。
当社では、さらなる価値向上とタイヤ開発力の強化を目指すとともに、モータースポーツの裾野を広げるべく活動していきます。
チームおよび選手の皆さまには、今シーズンも住友ゴムグループと一体となって戦っていただき、大変感謝いたします。私自身も様々な会場に行きましたが、たくさんのファンの方々の応援のおかげでレースや競技が盛り上がるのを目の当たりし、観戦の楽しさを再認識しました。来シーズンは、さらに良い戦いをお見せできる様、勝利をサポートするタイヤ開発に向けて挑戦し続けて参ります。
住友ゴム工業株式会社(2022年12月13日発行)