ロードレース世界選手権 Moto2 クラスで2020年より実施されている「TRIUMPH TRIPLE TROPHY(トライアンフ トリプル トロフィー)」の2022年度受賞者に Liqui Moly Intact GP より参戦中のジェレミー・アルコバ選手が選ばれた。ジェレミー・アルコバ選手にはトライアンフより賞品として Street Triple RS 765 が授与された。
先々週末にバレンシアのリカルドトルモ サーキットで開催されたMoto2(TM)シーズン最終戦にて2022年の Triumph Triple Trophyの受賞者が決定しました。
2022年のTriumph Triple Trophy(以降、TTTと表記)は 2人の有力候補であるLiqui Moly Intact GPチームのJEREMY ALCOBA(ジェレミー・アルコバ)とMoony VR46 Racing TeamのCelestino Vietti(チェレスティーノ・ヴィエッティ)が争うシーズンで、アルコバが最終戦までに4ポイントをリードし、最終戦まで激戦が繰り広げられました。
最終的にジェレミー・アルコバがシーズン最後のMoto2(TM)レースを8位で終え、ヴィエッティがクラッシュした結果、スペイン人ライダーであるアルコバが2022 Triumph Triple Trophyのチャンピオンとなり、地元の観衆の前でその栄光を手にしました。
TTTはそのレースでの勝利だけでなく、GPウィークエンドでの多くの結果と功績を称える採点方式で、現在のMoto2(TM)で繰り広げられる、信じられないほどの接戦を反映するスコアリングが採用されています。
【7ポイント/スタートからフィニッシュまでのレース展開】
スタートからチェッカーフラッグまでの間に最も多くのランクアップを獲得したライダーに7ポイントが与えられる。
【6ポイント/ポールポジション】
予選でポールポジションを獲得したライダーに6ポイントが与えられる。
【5ポイント/レース最速ラップ】
ファステストラップを更新したライダーに5ポイントが与えられる。
ジェレミーは、アウトドローモ、カタルーニャ、ザクセンリンク、アッセン、ミサノ、セパンの6レースにわたった驚異的な記録の更新により、全体でチャンピオンシップを獲得しました。これにより彼の才能は証明され、トライアンフの765 ccトリプルエンジンが持つ卓越したパフォーマンスも改めて確認されたのです。
TTT賞は、ヒンクリーで特別に製造されたワンオフの美しいTriumph Street Triple RS 765で、トライアンフのチーフ・プロダクト・オフィサーであるスティーブ・サージェントからジェレミー・アルコバに贈られ、9日後に22歳の誕生日を控えていたジェレミーにとって、早めの誕生日プレゼントとなりました。
「シーズンの途中でいつもTTTのポイントを取っていることに気がついて、そこからTTTに集中するようになりました。今週末は家族や友人も一緒にいたのですが、賞品がすごいのでみんな興奮していました。優勝できてとても嬉しいです」
「ジェレミー、ルーキーシーズンの活躍と2022年シーズンのTTT受賞、おめでとうございます。特にこのように競争の激しいMoto2で、若い才能が我々の765トリプルで素晴らしい結果を達成したことは、非常に大きな喜びです。また2023年のMoto2(TM)世界選手権で、再び会えることを楽しみにしています」
トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社(2022年11月16日発行)
Street Triple RS の試乗インプレッション記事はこちら>>
Street Triple RS のカタログページはこちら>>
その他トライアンフに関する記事はこちら>>