バイク王の情報発信部門である Bike Life Lab が2022年3月~5月までの期間に実施したバイクのリセールプライス調査において、ホンダの「CB400SF」が1位を獲得した。
400ccのネイキッドスポーツの中でも安定した人気を誇るこの車両だが、生産終了の発表により状態の良い車両が高値で取引されている可能性があると同社では推測している。なお、今回のランキングでは2位 GB350、3位 GB350S、4位 レブル1100、5位 レブル1100DCT と、上位5位全てをホンダ車が制した。
「ホンダ・CB400 SUPER FOUR」が首位獲得!/対象期間 2022年3月~2022年5月
バイクライフを楽しく、豊かにする情報を広く社会に発信することを目的に活動を行う 「Bike Life Lab supported by バイク王」(所在地:東京都港区、運営: 株式会社バイク王&カンパニー)は、2022年3月~2022年5月の期間を対象に、「再び売却した際、高値の付くバイク」=「“リセール・プライス”の高いバイク」上位 10 車種を発表します。
「“リセール・プライス”の高いバイク」は、需要の高いバイク、つまり「人気のあるバイク」と言い換えることもできます。41回目となる今回は「ホンダ・CB400 SUPER FOUR」が首位に輝きました。
41回目となる「リセール・プライス」ランキングは、「ホンダ・ CB400 SUPER FOUR」が2位に8.5Pt差を付け首位に輝きました。
1位にランクインしたホンダ・CB400 SUPER FOUR は、1989年にカワサキ・ZEPHYR が発売されたことによってネイキッドブームが盛り上がりつつあった頃である1992年に発売されました。水冷4気筒 DOHC エンジンを搭載したこの車両は、発売後もエンジンに可変バルブ機構「ハイパーVTEC」の採用や吸気系をキャブから PGM-FI に変更など、発売してからも進化を遂げてきた車両です。
現在、新車として販売している400ccクラスでは唯一の直列4気筒エンジン搭載の車両となっています。ネイキッドの代表格として登場から長年君臨し、クセのない乗り味で教習所でも教習車として使われ続け、いわずと知れたロングセラー車です。
しかし、2022年4月28日株式会社ホンダモーターサイクルジャパンは、2020年排出ガス規制が適用されることに伴い、2022年10月生産分をもって生産終了することを発表しました。かねてより人気があった車両であったため、リセール・プライスは安定して高水準でありましたが、ついに生産終了する情報が出たこともあり状態の良い車両が高値で取引されている可能性があるためと推察しております。
今後、梅雨から盛夏へと季節が移り変わる中、引き続き「リセール・プライス」ランキングにご注目ください。
バイクを再び売却(=リセール)するときの価格(=プライス)を指します。2022年7月現在、新車で購入が可能なバイクを対象とし、オークションで売却した際の落札金額の平均値と新車販売価格を基に「リセール・プライス」をポイント化。ポイント数が高いほど、「リセール・プライス」が高いと想定できます。
本指標は、200万台以上の累計取扱台数を誇る「バイク王」のデータを基に、Bike Life Lab が独自に集計したものであり、バイクユーザーが新車あるいは中古バイクを購入する際の参考情報として活用されることを目的としています。
・国内主要4メーカーが、国内で販売しているバイク(2022年7月現在・逆輸入車を除く)
・新車販売価格は2022年7月現在の価格を基準。カラー等により価格が複数ある場合は、最安値を基準に算定
・モデルチェンジが実施された場合は、最新モデルのみを対象とする
・期間内に、Bike Life Lab 独自の規定台数に達する流通があるバイクを対象とする
Bike Life Lab supported by バイク王(2022年7月1日発行)
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