ヤマハ発動機は、モンスターエナジー社と複数年の契約延長したことを発表した。これによりモンスターエナジーはタイトル・スポンサーを継続、ヤマハファクトリーは今後も「Monster Energy Yamaha MotoGP」として出場することとなる。
ヤマハ発動機株式会社とMonster Energy社は2回目となる複数年契約に合意し、そのグローバルな協力関係を維持することとなりました。Monster EnergyはYamaha Factory Racing MotoGP Teamのタイトル・スポンサーを継続し、今後もMonster Energy Yamaha MotoGPとして出場することとなります。
Monster Energyは2013年に同チームのオフィシャル・スポンサーとなり、2019年からはタイトル・スポンサーを務めてきました。この間、当社のファクトリーチームはMotoGPで2015年にトリプル・クラウン、2016年にチーム・タイトル、そして2021年にはライダータイトルを獲得しています。
ファビオ・クアルタラロ選手とフランコ・モルビデリ選手はともに、Monster Energyのライダーとして定着し、高い評価を得ています。2年間の契約延長の合意したディフェンディング・チャンピオンのクアルタラロ選手は、今季もタイトル争いを展開し、8ポイントをリードしてランキングトップに立っています。また同チームは、第9戦カタルニアGPを前にトップから10ポイント差のランキング3位につけています。
タイトル・スポンサーとしての契約が更新されたことで、Monster Energyのアイコンである「クロー(爪)」が、さらに数年間、YZR-M1やライダーのレザースーツをはじめ、Yamaha Factory Racing MotoGP Teamのすべてに大きく表示されることになります。
また当社とMonster Energyとのグローバルな関係はMonster Energy Supercross、AMA Motocross、FIM Motocross World Championshipにも及び、両社がモーターサイクル・レース界におけるキープレーヤーであり重要なパートナーであることを明確にしています。
「Monster EnergyカタルニアGPは、私たちチームとMonster Energy社との強力なパートナーシップの継続を発表する絶好の機会となりました。Monster Energyはさらに数年間、Yamaha Factory Racing MotoGP Teamのタイトル・スポンサーとなります。
ヤマハ発動機とMonster Energyは長年にわたり、さまざまなモータースポーツ・カテゴリーで緊密な関係を築いてきました。彼らがモータースポーツ産業およびモーターサイクル・レース界の頂点であるMotoGPに深い理解を持っているからこそ、ともに協力し合い、順調に仕事ができるのです。彼らは2013年にチームのオフィシャル・スポンサーとなり、2019年にはタイトル・スポンサーに就任しました。
今回の更新は、数年をかけて築いてきた互いへの信頼と尊敬の証であり、また、国際レースのトップカテゴリーでモーターサイクル・スポーツをサポートし、ブランドバリューの促進を図ろうとする両社共通の意欲を示すものです。この新たな契約により、ヤマハ発動機とMonster Energyとのパートナーシップが一層、強化されることとなります」
「Monster Energyとヤマハ発動機はモーターサイクル・レース界の頂点で長い歴史を共有し、その間にオン・オフ両方のカテゴリーで強力なパートナーシップを築いてきました。
私たちはともに数多くの成功を享受しており、昨年はMonster Energy Yamaha MotoGPの YZR-M1を駆るファビオ・クアルタラロ選手がMotoGPチャンピオンを獲得しました。そして今後さらに数年間、ヤマハとともにMotoGPを戦うことをとても楽しみにしています。
Monster Energyがタイトル・スポンサーを務めるカタルニアGPにおいて、契約延長を発表できることをうれしく思います。クアルタラロ選手、モルビデリ選手、そしてチーム全体の残りのシーズンでの成功を祈っています」
ヤマハ発動機株式会社(2022年6月4日発行)