2022年3月25日(金)~27日(日)、3年ぶりとなった第49回東京モーターサイクルショーが開催された。イタリアの伝統的バイクブランドであるMVアグスタブースでは、日本初公開となるBRUTALE 1000 NURBURGRING(ブルターレ1000ニュルブルクリンク)をはじめ、独創的なデザインと高級感あふれるモデルが展示され、来場客の視線を集めていた。
日本初公開となったBRUTALE 1000 NURBURGRING(ブルターレ1000ニュルブルクリンク)。998ccの並列4気筒エンジンは208HPを発生。世界150台限定のプレミアムモデルだ。
ブルターレ1000ニュルブルクリンクはカーボンリムの軽量ホイールやウイングレットを装備し、乾燥重量183kgを達成。ドイツ伝統のサーキット「ニュルブルクリンク」の名を冠するにふさわしい、レーシーなモデルとなっている。
TURISMO VELOCE RC SCS(ツーリズモ ベローチェRC SCS)は798cc並列3気筒エンジンを搭載するスポーツツアラー。世界限定150台のスペシャルモデルだ。
ツーリズモ ベローチェRC SCSの「RC」はMVのレース部門が手がけるスペシャルモデルの証。「SCS」はスマートクラッチシステムのことで、スタート時も停車時もクラッチ操作が不要となっている。
SUPERVELOCE S(スーパーヴェローチェS)は798ccで147HPを発生する3気筒エンジンを搭載した、モダンクラシックな外装を持つモデル。優雅で速い、という稀有なマシンだ。
スーパーヴェローチェSにはシングルシートテールフェアリングを含むブラウンのアルカンターラパッド、ALLOW社製3本出しエキゾースト、専用マッピングのECUというレーシングキットが同梱される。展示車はそれらを装着していた。
DRAGSTER ROSSO(ドラッグスター ロッソ)は、スラッシュカットされた3本出しマフラーなど、エッジの効いたデザインを持つネイキッドモデル。最高出力112HPの798cc3気筒エンジンを搭載している。
F3RRは798cc水冷並列3気筒エンジンを搭載したスーパースポーツ。多くの電子制御デバイスを採用し、サーキットから公道までハイパワーを適切に扱える。アクラポヴィッチ製のチタン・エキゾーストなどレーシングキットも付属。
ブース内には専用のオプションパーツなどのほか、最新のアパレルも展示されていた。