トライアンフは、スーパースポーツ世界選手権WSSクラスに参戦するチーム「DYNAVOLT TRIUMPH」のライダーとして Hannes Soomer 選手を迎え2022シーズンを戦う旨発表した。
Hannes Soomer 選手はエストニア出身の23歳。WSSクラスへの初参戦は2016年。2017年には World SSP選手権でタイトルを獲得しており、その走りから「バルトの弾丸」と呼ばれている。
トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社(代表取締役:大貫陽介、東京都港区)は、2022年のスーパースポーツ世界選手権に参戦するため、Hannes Soomer 選手を獲得したことを発表いたします。
2017年にヨーロッパのスーパースポーツ選手権で優勝したHannes Soomer 選手は、FIMスーパースポーツ・レギュレーションの見直しに伴って世界の舞台に復帰するDYNAVOLT TRIUMPHのチームに参加します。
23歳、エストニア出身。2011年にADACジュニアカップでキャリアをスタートさせ、2012年には同クラスで総合5位となり、初の表彰台を獲得。2013年にはヨーロピアン・ジュニア・カップに初出場。2015年には同選手権で初の表彰台に立ち、翌年の2016年には初優勝を果たした。同年、ワールドスーパースポーツにデビューし3戦に参戦しました。
2017年、Hannes Soomer 選手はヨーロッパのWorld SSP選手権に参加し、総合28ポイントを獲得。同クラスのチャンピオンに輝く。翌年からはWorld SSPへフルシーズン参戦し、すぐにポイントスコアの常連となった。
2019年はトップ10入賞を何度も果たし、さらなる成長を遂げた。2020年からはKallio Racingに移籍、最後の4レースで3回の表彰台を獲得してシーズンを終える。
2021年は負傷により、「バルトの弾丸」と呼ばれる彼にとって苦しい年となりましたが、2022年からは公式にDYNAVOLT TRIUMPHチームの一員として、World SSP選手権で5回目のフルシーズンを迎える事が決まりました。
「2022年シーズンからDYNAVOLT TRIUMPH チームに参加できることを大変うれしく思います。私はマシンのポテンシャルとチームの経験を本当に信じていますし、すぐに良い方法を見つけられると確信しています。今年は新しいレギュレーションで新たなチャレンジがあり、予測不可能で面白い年になると思います。テストが始まるのが待ち遠しいです。」
「DYNAVOLT TRIUMPHの公式チームとして、Hannes Soomer選手と合意したことを発表できて本当に嬉しく思っています。正直なところ、ここ数年のHannesの成長ぶりを見ていて、数シーズン前から我々のチームと契約する可能性について彼と話していたので、ようやく今年契約できたことを喜んでいます。
Hannesは2020年にはすでに表彰台に立っていましたが、昨年シーズン初めに脚を骨折し、そこから見事に復活しました。彼には経験もあり、また我々のチームとトライアンフのプロジェクトを信じているので、高いポテンシャルがあると思います。
これからテストを始められることに興奮していますし、チャンピオンシップの序盤を楽しみにしています。
我々の目標は上位に挑戦すること、そして最終的には表彰台とタイトルを獲得することです。既に彼の才能に気づいている人はいるので全員という訳ではないが、何人かを驚かせることになると思う。本当に楽しみです。」
トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社(2022年1月13日発行)
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