バイク王の情報発信部門である Bike Life Lab は2020年9月~11月までの期間に実施したバイクのリセールプライス調査においてヤマハの「SR400」が1位になったと発表した。これについて同社では、市場需要に対し状態の良い個体が少ないために高値傾向になったものと推測している。
また、今回のランキングではホンダのレジャーバイク「CT125 ハンターカブ」が初登場で2位にランクインしたほか、バイク王が独自に定める「リセールポイント」において高基準となる90ポイントを超える車両が上位3位までを占めた。
バイクライフを楽しく、豊かにする情報を広く社会に発信することを目的に活動を行う「Bike Life Lab supported by バイク王」(所在地:東京都港区、運営:株式会社バイク王&カンパニー)は、2020年9月~2020年11月の期間を対象に、「再び売却した際、高値の付くバイク」=「リセール・プライスの高いバイク」上位10車種を発表します。
「リセール・プライスの高いバイク」は、需要の高いバイク、つまり「人気のあるバイク」と言い換えることもできます。35回目となる今回は「ヤマハ・SR400」が首位に輝きました。
・ヤマハ・SR400が首位獲得!
・ホンダ・CT125 ハンターカブが初登場2位にランクイン!
・史上初!上位3車種90ポイント越え!
■佐川健太郎氏 インプレッションムービー公開中
「リセール・プライス」ランキングにて、上位10車種にランクインしたモデルを始め、複数の人気車種をモーターサイクルジャーナリストの佐川健太郎氏にインプレッションしていただきました。詳しくは下記 URL をご覧ください。
・URL/https://www.8190.jp/bikelifelab/movie/shijou/
■対象期間/2020年9月~2020年11月
35回目となる「リセール・プライス」ランキングは、「ヤマハ・SR400」が2位に2.8pt差を付け首位に輝きました。
ヤマハ・SR400は、第30回に初めて首位を取り、その後の第33回に首位奪還し、初めて首位を取ってから3回目の首位獲得となりました。ネオクラシックのデザインが新鮮に映る若年層のライダーまで幅広い層から支持された車種であり、リセール・プライスの結果からもわかるように、発売されてから人気が衰えず需要はあることに加え、良い個体が市場に出回ることが少なく高値傾向であると推測されます。
また、今回のランキングでホンダ・CT125 ハンターカブが初登場2位にランクインしました。ホンダ・スーパーカブ C125をベースに専用装備でオフロード性能を上げたホンダ・CT125ハンターカブは、郊外へのツーリングやキャンプなどのアウトドアレジャーへの移動手段として、楽しみをより一層拡げる機能性を備えたモデルです。また、各メーカーから発売されているカスタムパーツなど、オーナーの好みに変えられることや250cc以上のバイクに比べて維持がしやすいことも挙げられます。発売から約半年となり、中古車市場へ流通し始めたばかりであることが高値傾向であると推察されます。
新年を迎え春のバイクシーズンに向かっていく中で、今後のランキングにどのような変化をもたらすのか、引き続き「リセール・プライス」ランキングにご注目ください。
・原付一種・二種 順位 メーカー・車種
・軽二輪
・中型二輪
・大型二輪
バイクを再び売却(=リセール)するときの価格(=プライス)を指します。2021年1月現在、新車で購入が可能なバイクを対象とし、オークションで売却した際の落札金額の平均値と新車販売価格を基に「リセール・プライス」をポイント化。ポイント数が高いほど、「リセール・プライス」が高いと想定できます。
本指標は、200万台以上の累計取扱台数を誇る「バイク王」のデータを基に、Bike Life Lab が独自に集計したものであり、バイクユーザーが新車あるいは中古バイクを購入する際の参考情報として活用されることを目的としています。
【算定基準】
・国内主要4メーカーが、国内で販売しているバイク(2021年1月現在・逆輸入車を除く)
・新車販売価格は2021年1月現在の価格を基準。カラー等により価格が複数ある場合は、最安値を基準に算定
・モデルチェンジが実施された場合は、最新モデルのみを対象とする
・期間内に、Bike Life Lab独自の規定台数に達する流通があるバイクを対象とする
※Bike Life Lab 調べ
Bike Life Lab supported by バイク王(2021年1月12日発行)
SR400 の試乗インプレッション記事はこちら>>
SR400 のカタログページはこちら>>
CT125ハンターカブ のカタログページはこちら>>
その他バイク王に関する記事はこちら>>