Bike Life Lab supported by バイク王は2019年3月~5月の「リセール・プライス」ランキングを発表。今回で29回目となるこの調査で「カワサキZ900RS」が1位を獲得。第25回の調査以来、5回連続での首位となった。この要因はライダーからの人気の高さだけでなく、状態の良い個体が流通しているためと同社は推測している。
また、今回のランキングでは2018年12月1日(土)に国内仕様として発売された「カワサキZX-6R」が7位にランクイン。この車両については中古市場への流通が始まったばかりのため高値で取引されている可能性があるとのことだ。
バイクライフを楽しく、豊かにする情報を広く社会に発信することを目的に活動を行う『Bike Life Lab supported by バイク王』(旧称:バイク王バイクライフ研究所、所在地:東京都港区、運営:株式会社バイク王&カンパニー)は、2019年3月~5月の期間を対象に、『再び売却した際、高値の付くバイク』=『“リセール・プライス”の高いバイク』上位10車種を発表します。
『“リセール・プライス”の高いバイク』は、需要の高いバイク、つまり『人気のあるバイク』と言い換えることもできます。29回目となる今回は「カワサキ・Z900RS」が5連覇を達成しました。
■「カワサキ・Z900RS」が当ランキング史上初の5連覇!
■カワサキ・ZX-6Rが初登場で7位獲得
■スズキ・Vストローム250も初ランクイン
29回目となる『リセール・プライス』ランキングは、『カワサキ・Z900RS』が2位に2.5pt差を付け首位に輝きました。
カワサキ・Z900RSは、第25回(2018年7月2日発表)以降、首位の座を守り続けており、今回も首位を獲得したことで5連覇となりました。これまでの『リセール・プライス』ランキングの中で5連覇を達成したのは当モデルのみとなります。その要因として、これまでのリリースでも触れたように、多くのライダーに支持されていることに加え、市場に流通する個体は状態の良いものが多いため、オークション落札価格も上昇したためと考えられます。
また、今回のランキングでは、カワサキ・ZX-6Rが初登場7位にランクインしました。当モデルは2018年12月1日のモデルチェンジに合わせて国内仕様が発売され、当ランキングの対象モデルとなりました。
特徴として、一般的な600ccクラスのスーパースポーツよりも大きい636ccの排気量に起因する余裕のある走行性能や、カワサキクイックシフター(シフトアップ時のみ)の採用、LEDヘッドライトやETC2.0を標準装備するなど、サーキット走行だけでなく、ストリートでの扱いやすさも兼ね備えています。発売から約半年となり、中古車市場へ流通し始めたばかりであることによる高値傾向であると推察されます。
今後、梅雨から盛夏へと季節が移り変わる中、引き続き『リセール・プライス』ランキングにご注目ください。
バイクを再び売却(=リセール)するときの価格(=プライス)を指します。2019年7月現在、新車で購入が可能なバイクを対象とし、オークションで売却した際の落札金額の平均値と新車販売価格を基に『リセール・プライス』をポイント化。ポイント数が高いほど、『リセール・プライス』が高いと想定できます。
本指標は、年間約11万台の取り扱い台数を誇る『バイク王』のデータを基に、Bike Life Lab が独自に集計したものであり、バイクユーザーが新車あるいは中古バイクを購入する際の参考情報として活用されることを目的としています。
・国内主要4メーカーが、国内で販売しているバイク(2019年7月現在・逆輸入車を除く)
・新車販売価格は2019年7月現在の価格を基準。カラー等により価格が複数ある場合は、最安値を基準に算定
・モデルチェンジが実施された場合は、最新モデルのみを対象とする
・期間内に、Bike Life Lab独自の規定台数に達する流通があるバイクを対象とする
Bike Life Lab supported by バイク王(2019年7月1日発行)