リリース = バイク王 バイクライフ研究所
バイク王 バイクライフ研究所は2017年9月~11月の期間を対象とした、売却価格の高いモデルのランキングを発表した。
今回で23回目となるランキングではカワサキ・Z1000が総合1位を獲得し、前回(22回)集計時に1位だったホンダ・CBR250RRが2位に続いた。上位のバイクは需要が高い=人気モデルと捉えることがこのランキング、あなたの愛車、または気になるモデルはノミネートされていただろうか。
バイク王 バイクライフ研究所
対象期間2017年9月~11月
バイクライフの楽しさやバイク市場の動向を広く社会に発信することを目的に活動を行う『バイク王 バイクライフ研究所』は、2017年9月~11月の期間を対象に、『再び売却した際、高値の付くバイク』=『“リセール・プライス”の高いバイク』上位10車種を発表します。『“リセール・プライス”の高いバイク』は、需要の高いバイク、つまり『人気のあるバイク』と言い換えることもできます。23回目となる今回は「カワサキ・Z1000」が首位を獲得しました。
・注目のニューモデル『カワサキ・Z1000』が1位を獲得!
・カワサキ・VERSYS-X250など、ニューモデルが多くランクイン
・前回期間に続き、軽二輪クラスが好調
23回目となる『リセール・プライス』ランキングは、『カワサキ・Z1000』が2位に2.6pt差を付け首位に輝きました。当車種は、第21回(対象期間:2017年3~5月)にも総合第3位にランクインしました。前回(対象期間:同6~8月)は、市場での流通台数が少なかったためランク外となりましたが、今回堂々の首位獲得となりました。
今回のランキングには、カワサキ・VERSYS-X 250が初めてランクインしました。同車種は2017年4月より販売が開始された、250ccクラスのツーリングモデルです。近年、世界的に人気が上昇しているアドベンチャースタイルが特徴で、ストローク量の大きいサスペンション、マルチパーパスタイヤや大型スクリーンなど、ツーリングをより快適にする装備を纏っています。2017年モデルはメーカーの販売予想を上回る売れ行きで計画台数を完売、2018年モデルも発売されるなど、今後の動向が注目されます。
また、今回のランキングでは、トップテンのうち5車種を軽二輪クラスのモデルが占める結果となりました。維持費が比較的低価格で取り回しや足つきの良さが魅力の同クラスが、前回期間に引き続き高い需要があると考えられます。
2017年に発売されたモデルが中古車市場にも流通してきたなかで、今後のランキングに変化は起こるのか、引き続き『リセール・プライス』ランキングにご注目ください。
■『リセール・プライス』とは
バイクを再び売却(=リセール)するときの価格(=プライス)を指します。2018年1月現在、新車で購入が可能なバイクを対象とし、オークションで売却した際の落札金額の平均値と新車販売価格を基に『リセール・プライス』をポイント化。ポイント数が高いほど、『リセール・プライス』が高いと想定できます。
本指標は、年間10.3万台(2016年11月期)の取り扱い台数を誇る『バイク王』のデータを基に、バイク王 バイクライフ研究所が独自に集計したものであり、バイクユーザーが新車あるいは中古バイクを購入する際の参考情報として活用されることを目的としています。
■ 算定基準
・国内主要4メーカーが、国内で販売しているバイク(2018年1月現在・逆輸入車を除く)
・新車販売価格は2018年1月現在の価格を基準。カラー等により価格が複数ある場合は、最安値を基準に算定
・期間内に、バイク王 バイクライフ研究所独自の規定台数に達する流通があるバイクを対象とする。
「バイク王 バイクライフ研究所調べ」