写真/バイクブロス・マガジンズ編集部
第43回東京モーターサイクルショーのドゥカティブースでは、話題の注目車両が数多く展示されている。XDIAVELをはじめ、SCRAMBLERの中型モデルであるSIXTY2、さらに大幅な改良が行われたHYPERMOTARD939&HYPERSTRADA939などが一堂に会し、いまのドゥカティの勢いを感じさせる展示となっている。
ドゥカティジャパンの加藤社長もプレスカンファレンスに登壇。世界的に好調なセールスを記録しているSCRAMBLERシリーズを軸に、スーパースポーツからツーリングモデルまであらゆるカテゴリを縦断する新しいラインナップに自信を覗かせた。
ドゥカティブースのメインステージ。MULTISTRADA 1200S、HYPERMOTARD 939SP、959 PANIGALE、MONSTER 1200Rが並ぶ。
ドゥカティジャパン代表取締役の加藤氏。昨年から好調なSCRAMBLERシリーズに新たに加わるSIXTY2や追加されたバリエーションモデルへの期待を語った。
昨年に引き続き、ブースの一画にSCRAMBLERコーナーが構える。新しいライフスタイルを提案するSCRAMBLERの世界を楽しめる。
新たに加わる中型モデルSIXTY2。かつては400SSやモンスター400も日本ではウケがよかった。中型免許で乗れるドゥカティが久々に復活だ。
新たに登場するFLAT TRACK PRO。その名の通り、AMAのフラットトラックシーンから飛び出してきたようなスポーティなモデルだ。
装着されるフロントフェンダーはFULL THROTTLEと同じショートタイプ。ステーも簡略化されていて、これだけでフロント周りの軽快感が増す。
シート両サイドにはフラットトラックマシンのイメージを盛り込んだゼッケンプレートを装着。数字を入れてもよし、ステッカーチューンをするもよし。
新登場の959 PANIGALEは、955cc(かつての916と同じ排気量)となり、よりリッターサイズへと近づくとともに、電子制御も大幅に進化。
939ccへと排気量を拡大したHYPERMOTARD 939。その最高峰モデルがこのSP。前後オーリンズ製サスやアルミ鍛造ホイールが装着されている。
大型のスクリーンや左右のスタイリッシュなパニアケースなど充実の旅装備を持つHYPERSTRADA939。旅とスポーツ性を両立する欲張りなモデルだ。
DIAVELファミリーの新星、XDIAVEL。ラグジュアリーでスポーティ、そんな独自路線を突き進む超期待のモデル。押し出し感の強さは圧倒的だ。
もはやライバルなどいない、とまで言える世界観を作り上げたニューモデル。特にリアセクションの迫力が凄まじい。
まるで四輪のハイエンドスポーツカーのようなデザインのリアホイール。ブラックとシルバーのコントラストには息を飲む。
タイミングカバーを中心としたエンジン周りのデザインにも一切手抜きはない。所有欲を存分に満たしてくれるディティールだ。排気量は1262cc。
ヒットを飛ばすMULTISTRADA1200。写真はグラフィックモデルのPIKES PEAK。もちろんイメージソースはPPIHCのマシンだ。
注目の最新モデルに触れられる東京モーターサイクルショーでのドゥカティブース。ブース内にはドゥカティオーナー専用ブースも設けられている。