Moto GP アプリリアレーシングチームは、チームグレシーニのマルコ・メランドリ選手との契約を終了し、マイケル・ラバティー選手(ゼッケン70番)を起用することを発表した。ラバティー選手は同社のMotoGPマシンであるRS-GPの開発ライダーとしてテストチームに所属しており、自身が開発したマシンでの参戦となる。
Moto GP アプリリアレーシングチーム
グレシーニメランドリとの契約を終了し
マイケル・ラバティ―を起用
アプリリアレーシングとマルコ・メランドリ選手は、2015年Moto GPにアプリリアレーシングチームグレシーニのレースライダーとしての契約を終了する事でお互いに合意に達しました。これにより第9戦のドイツGPからはスターティンググリッドに並ばない事になります。アプリリアレーシングは、これまでのメランドリ選手の献身的な努力を感謝すると共に、今後の活躍をお祈りいたします。
なお、メランドリ選手に替わりレースライダーとしてRS-GPに乗るのは、ゼッケン70番を付けたマイケル・ラバティ―で、バウティスタ選手と共に参戦致します。ラバティ―選手は1981年生まれの北アイルランドの出身で、アプリリアのMoto GPマシンRS-GPの開発ライダーとしてテストチームに所属しており、2016年バージョンの開発も同時にこなして参ります。次戦のザクセンリンクでは、自身が開発してきたマシンを駆りレースデビュー致します。
■マイケル・ラバティ― コメント
「今週末のドイツグランプリからMoto GPに戻ってくる事が出来てとてもうれしい。レギュラーライダーを相手にレースするのはとても大変だと思うけど、この機会を楽しみにしているよ。テストチームにいたからRS-GPはテストで乗っているし、ブリヂストンタイヤについても理解している。まずは週末を通してレースバイクを自分に合せて仕上げていく必要があるね。バウティスタはシーズンの前半で素晴らしい走りを見せていたし、僕もテストチームでいくつかマシンの性能を向上させる事が出来たから、レーシングチームの一員として参加するのがとても楽しみだね。」