リリース = ヤマハ発動機株式会社
ヤマハは、神奈川県平塚駅で行っているモニター車両を使った電動バイクの有効性を検証するプロジェクトの実施エリアを拡大し、横浜市営地下鉄ブルーライン仲町台駅でも同様のモニター事業を開始すると9月27日に発表した。
電動二輪車の普及を目指す「かながわEVバイク普及推進プロジェクト」
EVバイク「パーク&チャージ」専用駐車場モニター実施エリアを拡大
平塚駅に加え仲町台駅前でも開始
ヤマハ発動機株式会社は、電気自動車(EV)の普及に積極的に取り組んでいる神奈川県と連携して2010年9月から「かながわEVバイク普及推進プロジェクト」に参画しています。この一環として、2011年8月より神奈川県平塚駅にてEVバイク「パーク&チャージ」専用駐車場モニターを行っていますが、さらに様々な事例を収集するため、10月16日から横浜市営地下鉄ブルーライン仲町台駅でも同様のモニター事業を開始します。
「かながわEVバイク普及推進プロジェクト」は、神奈川県・マツダレンタカー株式会社・当社が主体となり、都市部における電動二輪車の有効的な活用方法やレンタルなどの新たなビジネスモデルの検証、体験機会の提供といったEVバイクの認知拡大と普及に向けた取り組みです。
その中の一つ、EVバイクを通勤等に利用する「パーク&チャージモニター事業」(2010年度は新横浜駅にて実施)において、「充電設備のある駅前専用駐車場がEVバイクの普及に効果的」との仮説が抽出されました。そこでその仮説を検証すべく、本年8月より平塚駅前にてモニター実証実験を行っています。今回はこれに加え、港北ニュータウンの一角、仲町台駅の駐車場に充電設備を設置し、この専用駐車場を使用するモニターを2名募ってEVバイク専用駐車場の在り方や使われ方などを検証します。
「かながわEVバイク普及推進プロジェクト」に当社が導入している「EC-03」は、将来ますます多様化が見込まれる「パーソナルコミューター」のひとつとして開発したもので、当社の中期成長戦略「スマートパワー」を具現化する製品です。高エネルギー密度50V新リチウムイオンバッテリーと超薄型パワーユニットを軽量アルミ合金製フレームに搭載。軽快な走行性能と1充電あたりの走行距離43km(30km/h定地)を実現したほか、一般家庭でも充電可能なプラグイン充電方式を採用するなど、都市部での近距離移動に適した機能・走行性能を備えています。
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