2010 東京モーターサイクルショー[ Husqvarna 編 ]

掲載日: 2010年03月26日(金) 更新日: 2013年12月11日(水)
カテゴリー: トピックス  タグ: , ,  
この記事は2010年3月26日当時の情報に基づいて制作されています。

今年のハスクバーナには是非注目したい。これまで同様、スーパーモタードからエンデューロ、モトクロスまで、優秀なコンペティション・マシンを創出するメーカーであることに変わりはないが、そのモデルラインナップに今年、よりロードバイクらしいモデルも登場する。

【SMS 630】


競技車輌をベースとした公道市販車ではなく、純粋にストリートリーガルなモデルとして、先代の SM610IE のコンセプトを継承した DOHC シングル、排気量 600cc のエンジンを搭載する SMS630 は、一部の限られたモータースポーツ・ファンのみならず、ハスクバーナのデュアルパーパスモタードモデルとして、裾野を広げる役割を担うことだろう。発売は2010年6月予定。

また、世界最小最軽量級エンジン『X-LIGHT』が、スーパーモタード、エンデューロ、モトクロス、それぞれのカテゴリーのマシンに搭載され、250cc ニュー『X-LIGHT』エンジンシリーズとしてラインナップ。全てのマシンが展示された。

【X-LIGHT SERIES】


SM 250 R


TE 250


TC 250

中でもハスクバーナのモデルラインナップで唯一の日本市場専用モデル SM250R は、日本国内の交通事情を考慮し、クローズドコースからストリートまでをカバーするアクティブなファン・ビークルとしてフルモデルチェンジ。スーパーモタード“風”ではなく、紛れも無く純血種、MFJ 公認も取得している。販売状態ですでにレーサースペックを有し、そしてストリートリーガルでもある 250 スーパーモタードは、同クラスにおいて他メーカーに類を見ない、要注目の1台だ。

世界で初めてスーパーモタードモデルの生産を開始したハスクバーナは、そのカテゴリーのパイオニアとしてワールドタイトル獲得モデルもブラッシュアップ。さらに2ストロークモデルも現行ラインナップし、ミドルレンジエンデューロも用意する。

SM 450 R / WR 125 / TE 310

それぞれのカテゴリーにおいて、世界レベルの優れたパフォーマンスを発揮するモデルが揃えられたハスクバーナ。見逃している人は是非チェックしてもらいたい。

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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