【トライアル世界選手権日本GP】2日目レポート。藤波選手は表彰台を逃す

掲載日: 2018年06月05日(火) 更新日: 2018年06月05日(火)
この記事は2018年6月5日当時の情報に基づいて制作されています。

6月2日から3日にかけてツインリンクもてぎで開催された2018FIM世界トライアル選手権第2戦ストライダー日本グランプリ。晴天に恵まれた2日目、最高峰クラスTrialGPで優勝を果たしたのはガスガスのハイメ・ブスト選手。2位はホンダのトニー・ボウ選手、3位にはTRRSのアダム・ラガ選手が入った。

地元グランプリで期待のかかるレプソルホンダの藤波貴久選手は9位。また、全日本トライアル選手権から最高峰クラスTrialGPに参戦した小川友幸選手は13位、野崎史高選手は14位、黒山健一選手は15位という結果に。グランプリのトップ選手たちが苦しんだコースは、国内トップクラスの選手たちを持ってしても、攻略が困難なものだったようだ。


<写真>1日目を5位で終えたブスト選手は、僅差で2日目を制した。写真は多くの選手が攻略に苦労した第15セクション。


<写真>1日目で表彰台を逃して4位に甘んじたトニー・ボウ選手。2日目は調子を取り戻して2位表彰台を獲得。チャンピオンシップでもポイントリーダーに立った。

<写真>1日目2位、2日目でも3位と、2日通して表彰台に上がった唯一の選手がTRRSのアダム・ラガ選手。


<写真>1日目で3位表彰台を獲得した藤波貴久選手。この日はミスを連発してしまい、母国GPでの優勝ならず。この日は9位という結果に。

<写真>全日本トライアル選手権から参戦した小川友幸選手。1日目は14位、2日目は13位。


<写真>同じく全日本から参加の野崎史高選手は1日目15位。2日目は14位。


<写真>1日目は9位とトップテン入りを果たした黒山健一選手。2日目にも期待がかかったが結果は15位。

<写真>1日目の1ラップ目、すべてのセクションでクリーンを達成したジェロニ・ファハルド選手(ガスガス)は1日目で優勝。しかし2日目は表彰台を逃し、4位フィニッシュ。


<写真>女性ライダーによるTrialGP Womenには日本人ライダーの西村亜弥選手も出場。1日目・2日目ともに13位。


<写真>1日目・2日目ともに抜群の安定感で優勝したシェルコのエマ・ブリストウ選手。世界選手権を4連覇中の女王は、日本でもその強さを見せつけた。


<写真>全日程終了後の男女TrialGPクラス合同フォトセッション。
左からトニー・ボウ選手(#1)、ハイメ・ブスト選手(#69)、アダム・ラガ選手(#67)、女子2日目2位のマリア・ジロ選手(#108:モンテッサ)、エマ・ブリストウ選手(#101)、2日目3位のベルタ・アベラン選手(#121:ヴェルティゴ)。

 

FIMトライアル世界選手権の第3戦は、6月17日から欧州のアンドラ公国で開催される。

取材協力=モビリティランド
Text&Photo=RyoTsuchiyama

 

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

このページの一番上へ

サイトのトップページへ

このページの一番下へ