バイク関連のあらゆる事柄をリサーチするバイクブロスの「バイクリサーチ」。今回は、2018年にリリースされる予定の「PCX Hybrid」の購入予定を聞いた。
2017年10月、東京モーターショーにてホンダがPCX Hybrid(ハイブリッド)の発売を発表。2018年に日本とアジアで販売することになり、話題となった。同モデルは、発進時と加速時にエンジンをアシストするハイブリッドシステムを採用しており、トルクフルな走りを実現しているそう。125ccか150ccなのか、現段階では不明である。今回は、そんなPCX Hybridの価格がいくらなら現実的に欲しいのか……バイクブロス会員に聞いた。
同社アンケートサイト「バイクリサーチ」では、2018年1月25日~2月5日に「2018年に登場するPCX Hybrid。いくらなら買う!?」というリサーチを実施。バイクブロス会員82人の投票を得た。
42票を集めたのは「35万円以下」(51.2%)。続いて「40万円以下」が29票(35.4%)となった。ここからは大きく差が開いて「45万円以下」が8票(9.8%)、1票(1.2%)で「50万円以下」、「55万円以下」、「エコのためにいくらでも出す」という結果に。「60万円以下」は0票であった。
PCX Hybridは、フレームをダブルクレードルタイプにし、エンジンとモーターを組みわせている。燃費の向上はもちろんパワフルな走りを楽しめるのが特徴……といっても、やはりまだ分からないことが多く未知数。ユーザーとしては「不明点が多いので、いまの時点ではそこまで出せない」という答えなのだろう。
ちなみに、現行PCX(125cc)の車両本体価格が32万9400円~(税込)で、PCX 150の車両本体価格が36万720円~(税込)となっている。コメントを見てみると「いくらハイブリットだといても原付2種の価値観からいくと30万円台がぎりぎりかなー」、「やっぱ、原二輪なんで、40万円を超えると手を出しにくいですね」という声があった。現行車の車両価格やコメントを鑑みると、やはり30万円~40万円が手頃な価格といったところだろうか。だが、これからホンダからリリースされるインフォメーションを見た後であれば、「もう少し出してもいいかな?」と思うライダーが増える可能性も考えられる。価格は近日中に発表されるだろうが、どんな価格設定になるのか楽しみだ。
今回はセカンドバイクの要素もあるスクーターの調査であった。しかし、これからこうしたエコ的な要素が加わったモデルがジャンル関係なくどんどん増えていくだろう。その時、あなたは乗り換えるだろうか? いやいや、古き良きバイクの良さが味わえる現行車に乗り続けるのか……選択は人それぞれだ。さて、どうする?
情報元 = バイクブロス・マガジンズ、文=浜瀬将樹(一間堂)