【ライダー研究】右曲がりと左曲がり、どっちが得意?

掲載日: 2017年06月03日(土) 更新日: 2017年05月31日(水)
この記事は2017年6月3日当時の情報に基づいて制作されています。

情報元 = バイクブロス・マガジンズ、文=浜瀬将樹(一間堂)

バイク関連のあらゆる事柄をリサーチするバイクブロスの「バイクリサーチ」。今回は右コーナーと左コーナーで、得意なコーナリングはどちらかを調査した。

 バイクで走るうえで「曲がる」行為は必要不可欠な行為。まっすぐ走るのとは違って多少なりともテクニックが必要だし、曲がりきれずに転倒することだってある。人によって、右曲がりと左曲がりで得意不得意があるだろうが、果たしてどちらの割合が多いのだろうか? バイクブロスの調査で明らかになりやした!

 

同社アンケートサイト「バイクリサーチ」では、2017年5月1日~5月22日に「右曲がりと左曲がり、どっちが得意?」というリサーチを実施。バイクブロス会員199人の投票を得た。

やはりというべきか、最も多かった回答は126票で「左のコーナリング」(63.3%)。続いて「右のコーナリング」が44票(22.1%)を獲得した。この他「どちらも苦手」が19票(9.5%)、「どちらも得意」が10票(5%)という結果に終わった。

断定的には言えないのだが、左のコーナリングを得意とする人が多い理由として、左側通行で走行している……というのもあるかもしれない。現に「左側通行の影響を感じます」というコメントもある。左コーナーは、視界を遮る建物や障害物などがあるが、それさえ気をつければ「曲がりやすい」と感じそうだが……これはあくまで筆者の考えである。コメントには「右に曲がると、ブレーキを踏む右足、アクセルの右手周りが窮屈になるから(左曲がり好きが多いの)では?」との見解や「陸上競技のトラックは反時計回りですよね。みんな子どもの頃から体を左に傾けて走ることに慣れているし、バイクでも左コーナーの方が走りやすいのでは?」との意見もあった。

視界を重視しているライダーにとっては、右曲がりが好きだと感じている人も多いようだ。「得意、不得手というより、右コーナーの方が出口情報が多く安心感があります」というコメントや「もともとは右コーナーが苦手でしたが、現在はブラインドになることが多い左コーナーよりも、視界の良い右コーナーの方が安心」とのコメントも投稿されていた。

 

ダブルスコア以上の票数に分かれたが「どちらも得意」、「どちらも苦手」というライダーもいる。人それぞれ感じ方が違うので、左曲がり好きが多い明確な理由が出ないのはもどかしいが、そんな悩みを吹き飛ばす、ほのぼのした投稿を最後に。

「苦手なのは右とか左とかということよりも、“上り”かな?ww」

斜め上のコメントありがとうございます(笑)!

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(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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