モリワキエンジニアリングから、XSR900GP(’24-)用フルエキゾーストマフラー「Foresight Full Exhaust」が登場した。同製品は1980年代の伝説のエキゾーストに着想を得た独創的なT字型フィン付きサイレンサーを忠実に再現しつつ、最新の法規制に適合。耐熱ブラックのエキパイと組み合わせられたツートンカラーにより、引き締まった個性的なデザインに仕上げられているのも特徴だ。また、3-1集合直後に配置された高機能触媒と2系統流路構造により、粒感のあるエキゾーストサウンドを奏でるという。
表面に独創的なT字型フィンを備えるそのサイレンサーはまさに唯一無二。1980年代に生まれたそのサイレンサーフィンのディテールやエンドピースの形状、エンブレムロゴまで忠実に再現されたそのデザインは、現代においても全く色褪せずむしろより革新的にさえ感じられます。耐熱ブラックのエキパイとツートンカラーに仕上げられた「FORESIGHT SILENCER」の組み合わせで引き締まったエキゾーストデザインにより、スタンダードのスタイルとは全く異なる決して他にはない個性的なイメージに変貌します。
1984年、全日本ロードレース選手権TT-F1 クラスの国際A級、B級の両クラスでそれぞれ、八代俊二選手と宮城光選手が駆って初代チャンピオンマシンとなった「ZERO-X7」。そのマシンに装着されていた、サイレンサー表面に放熱フィンを持つ伝説のエキゾースト「FORESIGHT」。レースシーンで多くのファンを魅了し、ストリート用エキゾーストとしても多くのライダーに愛された「FORESIGHT」が今ここに、現代の最新法規制をクリアしたXSR900GP用ストリートフルエキゾーストとして新たな歴史をスタートします。
随所に独創的な機構を盛り込み、外観デザインを損なうことなく音量規制・排気ガス規制など最新の法規制をクリア。3-1 集合直後に配置された高機能排気触媒を通過後、パイプ内を直通するメイン流路と迂回する分岐流路の2系統流路構造を有する「SUB SILENCER」と、ストレート消音構造を採用した「FORESIGHT SILENCER」の組み合わせで、ベストサウンドに仕立てました。直列3気筒エンジンと、独創的な消音機構を詰め込んだ「Full Exhaust FORESIGHT」の組み合わせが奏でる、粒感のある胸のすくエキゾーストサウンドを心ゆくまでご堪能ください。
#1/#2、#2/#3のバイパスパイプが特徴的なフロントパイプは、管径・管長・バイパス位置・集合位置などの様々な要素をトライし最適化。また、3-1集合直後に配置された高機能排気触媒と排気ガス流路構造は、出力ロスを最小限に抑えながらの消音に貢献しています。様々な独創的なアイデアと構造・技術を詰め込んで、トップエンドまで気持ちよく回りきる出力特性と実用中速域でのスムーズなトルク特性を達成しました。スポーツヘリテージモデルらしいスポーツライディングを是非お楽しみください。
■材質
・サイレンサーカバー/アルミニウム
マフラー:サイレンサ
BRS:表面仕上げ/アルミ素地+耐熱黒塗装
・パイプ/ステンレス耐熱黒塗装(BLACK)
■音量
・近接/90dB(規制値 99dB)
・加速/82dB
■適合機種/8BL-RN96J
■重量/7.3kg(STD 7.3kg)
■法規/政府認証
株式会社モリワキエンジニアリング(2025年9月10日発行)
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(バイクブロス・マガジンズ編集部)