小排気量からミドルクラスの車種にフォーカスしバイクマフラーの製造開発に注力するダブルアールズから、新型のYZF-R25用にフルエキゾーストマフラー2タイプが発売予定だ。
ひとつはすっきりした外観がアイキャッチな「ラウンドタイプ(ステンレス、カーボン、焼き色チタンの3色あり)」。もうひとつはスポーティかつスタイリッシュな雰囲気の「SS-OVALタイプ(ソリッド、焼き色の2色あり)」。どちらもR25本来のパワーを引き出す完全ストレート構造のサイレンサーを持っており、価格は8万円~9万7,000円(全て税抜き)。
YZF-R25の新型式車両(2BK-RG43J)用に開発したフルエキゾーストで、2019年新型YZF-R25はもちろん、2018年式の旧型YZF-R25、そして2018年~MT-25にも適合する商品となっています。(※JMCAに追加適合申請済み)
新型式車両は旧型式車両に比べてカタログスペック上、1馬力下がっていますがこれは単純にパワーが下がったのではなくエンジン内部も変更点がございます。
まずカムシャフト自体の強度が上がり(重量は増)、燃焼室形状及びピストンにも変更が見られます。弊社は旧型式用フルエキゾーストを流用とする形を取らず、新型式車両のスペックを引き出すべく開発し、専用設計としました。
これにより、ピークパワーでは旧型式車両スペックを上回り、ほぼ全域にいおいてノーマルを下回る事のないパワースペックを得る事が出来ました。アクセルレスポンスの適正化により低速域から高速域までノーマルをアップデートしてくれます。
サイレンサーは完全ストレート構造。明らかにスリップオンとは違う、レスポンス感やフィーリングはフルエキならではの魅力だと思います。
またサウンドに関しては、スリップオンとは一線を画します。
スリップオンの場合、ノーマルに色を付けた程度の音色になりますが、フルエキの場合、ツインエンジン本来の鼓動を伝えるべく重低音でアクセルを開けるとレーシングサウンドを思わす音質へと変貌します。
今回のフルエキゾースト開発の目的の一つがこのサウンドに関してで、JMCA認証マフラーながら明らかに迫力のあるサウンドに仕立てており、「スタイル重視で音量は控えめ」という方にはスリップオンを、「レーシングサウンドを思わせるワイルドな音とパワー」を求める方にはフルエキゾーストを、という風にかなりはっきりした個性を持たせて差別化を図っています。
■発売日/2019年8月26日~出荷開始(予約分に関しては8月10日頃出荷予定)
■音量(近接/加速)
・新型YZF-R25(2BK-RG43J)ラウンドタイプフルエキゾースト:近接92dB/加速79dB
・新型YZF-R25(2BK-RG43J )SS-OVALタイプフルエキゾースト:近接94dB/加速81dB
■触媒装着の有無/有り
■オイルフィルター・交換/可能
■仕様/ステンレスサイレンサー仕様
■品番/LA2255JM
■価格/8万円(税抜き)
■重量(ノーマル7.95kg)/4.21kg
ステンレス/ステンレス
■仕様/カーボンサイレンサー仕様
■品番/SC2255JM
■価格/8万5,000円(税抜き)
■重量(ノーマル7.95kg)/3.90kg
ステンレス/カーボン
■仕様/ラウンドチタン(焼き色)仕様
■品番/LS2255JM
■価格/8万6,000円(税抜き)
■価格(ノーマル7.95kg)/3.94kg
ステンレス/焼きチタン
■仕様/ソリッドタイプ
■品番/LK2255JM
■価格/9万4,000円(税抜き)
■重量(ノーマル7.95kg)/4.10kg
SS-OVAL(ソリッド)
■仕様/焼き色(STD)タイプ
■品番/LB2255JM
■価格/9万7,000円(税抜き)
■重量(ノーマル7.95kg)/4.10kg
SS-OVAL(焼き色)
WR’S(ダブルアールズ)
TEL/06-6728-5978
リリース=WR’S(ダブルアールズ)(2019年7月25日)