2025年4月1日から、排気量125cc以下で最高出力4kW(約5.4馬力)以下の車両が「新基準原付」として原付一種に分類され、原付免許で運転できるようになります。また、11月に施行される新たな排出ガス規制により、従来の50ccガソリンエンジンを搭載した原付一種の生産が終了することが決定し、原付市場には大きな変化が訪れます。そんな原付一種の歴史の中でも、今回はかつて多くのジャンルを網羅した「2スト50cc」に注目です。
「ゼロハン」とも呼ばれる最小排気量クラスの50ccでは、出力性能に優れた2ストエンジンが人気でした。バイクブーム全盛期には、オンロードスポーツ、レプリカ、オフロード、スクーター、ビジネス用など、さまざまなジャンルのモデルが揃い、多くのライダーを魅了していました。しかし、現在では4ストエンジンでさえ生産終了が進む中、2スト50ccのさらなる進化を見ることは叶いません。それでも、もし今の技術で改良された2スト50ccが生まれていたら、どれほどの性能を実現していたのか、想像が膨らみますよね。
中古車市場では、2スト50ccはその希少性から新車当時と同じような価格で取引されることもあります。それでも、今ならまだ手に入れることは可能ですので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。このクラスのオーナーの皆さんは、愛車の魅力的な姿をシェアして自慢してくださいね!
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