【MVアグスタ】ブルターレ800のSBKカラーが350台限定で登場！

掲載日： 2018年02月13日（火）更新日： 2018年02月13日（火）

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この記事は2018年2月13日当時の情報に基づいて制作されています。

写真は本国仕様、レパルトコルセキット（レーシングキット）が装着された状態です

MVアグスタは、BRUTALE 800 RCを2018年3月に発売する。スーパーバイク世界選手権（SBK）参戦チームMV AGUSTA REPARTO CORSEをイメージさせるレパルトコルセ仕様のブルターレ800。サイドに描かれているNO.37は、かつてのワールドグランプリ（WGP）で獲得したワールドチャンピオンの数を記念したものだ。350台が限定生産され、価格は240万円（税抜き）が設定されている。

RCカラーを纏う、世界限定の3気筒ネイキッドスポーツ。

■モデル名／MV AGUSTA 『BRUTALE 800 RC』
■希望小売価格（税抜き）／240万円
■発売時期／2018年3月

レパルトコルセキットは、公道での使用、走行はできません。

350台限定生産、新型BRUTALE 800 RCにはレパルトコルセKITが付属します。

2017年11月6日、イタリア・ヴァレーゼにおけるRC（レパルトコルセ）プロジェクトは、長年に渡る、MV AGUSTAと、トップクラスのレース活動との結び付きから始まっています。ラインナップの拡大により、国内外のレースに参戦し、技術的かつデザイン的に派生させたモデルを、モーターサイクリスト達が選択することが可能となりました。しかし、これらのモデルは単なるレプリカではありません。むしろ、細部までこだわって再設計されたマシンであり、ダイナミックなパフォーマンス、パーソナライゼーション、そしてスタイルを完璧に融合すべく、設計されています。3気筒のBRUTALE 800 RRに、RCラインが2018年モデルとして加わることは驚きではありません。

オリジナルの直列3気筒エンジンは、2016年以来さらなる開発が進められており、Euro4の騒音及び排気ガスの制限範囲内に抑えつつ、パワーデリバリーを向上させることを目標としています。シリンダーヘッドから機械式チェーンテンショナー、カムシャフトからバルブまでを一新し、より一層エンジンの独特な個性が引き出されました。12,300rpmで140hpの最大出力、10,100rpmで87Nmの最大トルクを発生するBRUTALE 800 RCはそのカテゴリーのトップに君臨します。

技術とスタイルの両方がレパルトコルセの精神を受け入れています。それは2018年にスキランナで製造する全てのBRUTALE 800 RCに提供されるキットでも明らかです。350台のみの限定生産、コンパクトなデジタルメーターパネルを保護するカーボンファイバーカバーには独自のナンバーが刻まれています。付属するレーシングキットでSC Project社が提供する、3気筒エンジンのパワーデリバリーを向上するために設計されたエンドパイプとマニホールドは、人目を引く美しいスタイルを添えながら、BRUTALE 800 RCのハイテク系統を際立たせています。チタン及びカーボンファイバー製のエンドパイプボディは、ヒートシールドとして機能するパーフォレーティッド円形ガードで保護された排気エリアを考慮しています。このキットには、SC Project社のエキゾースト用にマッピングしたエンジンECUが含まれており、専用のトラクションコントロール設定により、12,800rpmで驚異の150hpまでバイクのパフォーマンスを発揮させます。

スタイリングは、ワールドスーパーバイク世界選手権で成功したF4のグラフィック及びカラーからインスパイアされており、RCライン全体で共通となります。言うまでもなく、フェアリングのナンバー37は、MVAGUSTAのレースの歴史と37個の世界選手権のタイトルに敬意を表するものです。テクニカルスポンサーのロゴは、タンクやサイドフェアリング、サブフェアリング、フロントマッドガード等、車両のさまざまな部分に使用しています。標準装備として、Pirelli社のディアブロ・スーパーコルサ SPタイヤ（120/70 ZR 17及び200/55 ZR 17）を採用し、レパルトコルセの文字は、鍛造の赤色に塗装を施したホイールにも表示されており、これは名声を手にしたF4 RCのものと同じです。フロントマッドガードスポイラー、リアマッドガード、タンクサイドパネル、メーターパネルフェアリングは全てカーボンファイバー製です。専用のRCグラフィックを纏ったシートにも、明らかな特別感を演出しています。