写真/バイクブロス・マガジンズ編集部
ドゥカティ2018年モデル最大のトピックスである、パニガーレV4 Sバージョン。新しいドゥカティ・スーパースポーツ・ファミリーは、テクノロジー、スタイル、そしてパフォーマンスの集大成と言える。
11月6日からイタリアのミラノで開催されているEICMA2017(ミラノショー)。地元イタリアのドゥカティブースを速報でお伝えしよう。2018年モデルのドゥカティは4種類のニューモデルがラインナップに加わることになった。ドゥカティ スクランブラー1100に、959 パニガーレ・コルサ、ムルティストラーダ 1260、そして最大の目玉はこれまでのどのモデルよりも MotoGPマシンに近いファクトリー・バイク、新型パニガーレV4 Sバージョンである。デスモセディチGPから直接派生した4 気筒エンジンを搭載した初の量産バイクとなっている。
MotoGPマシン直結のV4エンジンを搭載しているパニガーレV4 Sバージョン。外装を取り外した車両でそのエンジンを披露!
ドゥカティのL型2気筒スポーツバイクの伝統を受け継ぐ959パニガーレ・コルサ。新開発された専用コンポーネントと人目を引く新しいカラーリングが特徴。
EICMA2017会場一とも言える規模を誇るドゥカティブースには多くの来場者が詰めかけていた。赤と白を基調としたクリーンな印象のブースである。
新しい1,262ccのドゥカティ・テスタストレッタ DVT(デスモドロミック・バリアブル・タイミング)エンジンを搭載したムルティストラーダ1260S。
2018年モデルのXDIAVEL Sにはホワイトカラーモデルが追加された。
2018年モデルとして10月に先行して発表されたモンスター821。初代モンスター900の魅力を受け継ぎ、優れたパフォーマンス、俊敏性と扱い易さを融合したモデルである。
従来モデルから排気量アップが図られたスクランブラー1100。カスタムバイクの世界からインスピレーションを得た SpecialバージョンとSportバージョンが用意されている。
10月16日よりドゥカティジャパンネットワーク店で販売が開始されている新型ドゥカティ スクランブラーMach 2.0。ローランド・サンズによる新鮮なグラフィックが特徴だ。
ドゥカティ史に名を残し、スーパーバイク世界選手権の歴史に燦然と輝くエンジンに敬意を表した特別なモデル、新型1299パニガーレRファイナルエデイションも展示された。