【ホンダ】レースベース車両のCBR1000RR SP2を発表

掲載日: 2017年05月22日(月) 更新日: 2017年05月22日(月)
この記事は2017年5月22日当時の情報に基づいて制作されています。

リリース = 本田技研工業株式会社

ホンダは、レースベース車両「CBR1000RR SP2」の注文受付を2017年6月5日(月)から開始する。同モデルは35台の限定生産となっており、予定数超過の場合は抽選を実施する。公道モデルのCBR1000RR SPと比べて、バルブや燃焼室形状などを新設計のものに変更しパフォーマンスアップを図っている。またマルケジーニと共同開発で製作された軽量アルミ鍛造7本スポークホイールはCBR1000RR SP2専用のものだ。

大型スーパースポーツモデル「CBR1000RR SP2」を発売

Hondaは、「CBR1000RR SP」をベースに、サーキット走行やレースでの使用を想定し、吸・排気バルブと燃焼室を新設計したシリンダーヘッドを搭載するなど、さらなる性能向上を図った大型スーパースポーツモデル「CBR1000RR SP2」の商談受付を6月5日(月)より開始します。

CBR1000RR SP2は、クラス最軽量(※1)の車両重量とマス集中化がもたらす軽快性、さらには出力向上と扱いやすい特性を両立したパワーユニットや、新たな電子制御技術を採用してフルモデルチェンジしたCBR1000RR SPをベースモデルとしています。レーシングマシンへのモディファイを前提に、シリンダーヘッド、ピストンなどを専用設計したほか、より軽量なマルケジーニ製の前後ホイールを採用するなど、サーキット走行やレース使用時のポテンシャル向上を図った特別な仕様としています。

CBR1000RR SP2の2017年型モデルは台数限定で販売します。ご購入に際しては、Hondaホームページ内の専用サイトでご商談のお申し込みが必要となります。受付期間(※2)は、2017年6月5日(月)から6月26日(月)で、限定台数を上回るお申し込みがあった場合は、厳正なる公開抽選の実施を予定しています(※3)。

※1)Honda調べ(2017年5月現在)直列4気筒1000ccスーパースポーツクラス
※2)2017年型モデルの受付期間。2018年型モデルの受付期間と販売台数は別途、Hondaホームページ内の専用サイトでご案内する予定です
※3)公開抽選となった場合は、実施概要を別途、専用サイトでご案内する予定です

■販売計画台数(国内・2017年型モデル)/35台(限定)
■メーカー希望小売価格(税込み)/3,024,000円
※価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません

CBR1000RR SP2の主な特徴(ベースモデルCBR1000RR SPからの主な変更点)
■シリンダーヘッド、ピストン
・吸排気効率の最適化による性能向上を図るため、バルブ径を拡大するとともにバルブ挟角を変更。
・燃焼室形状とピストン頭部形状を最適化し、燃焼効率を向上。
・シリンダーヘッドの冷却性向上を図るため、スパークプラグのロングリーチ化とともに、ウォータージャケットをより燃焼室に近い位置に配置。
■バルブリフター
・レース用ハイリフトカムシャフトへの交換に対応させるため、バルブリフター外径を拡大。
■ホイール
・前後ホイールには、マルケジーニとHondaがCBR1000RR SP2専用として共同開発した、マルケジーニ製軽量アルミ鍛造7本スポークホイールを採用。
■カラーリング
・レッドを基調としたカウリングに、カーボンパターンとしたブルーのグラフィックを施すとともにゴールドのラインを追加するなど、CBR1000RR SP2専用のカラーリングとした「ヴィクトリーレッド」の1色を設定。

[ お問い合わせ ]
本田技研工業株式会社
お客様相談センター
TEL/0120-086819

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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