6月は「不正改造車を排除する運動」の強化月間

掲載日: 2015年06月03日(水) 更新日: 2015年06月03日(水)
この記事は2015年6月3日当時の情報に基づいて制作されています。

リリース = 国土交通省

国土交通省は、2015年6月を不正改造車を排除する運動の強化月間とし、特に二輪車を対象とした効果的な街頭検査を実施すると発表した。街頭検査は全国で168回実施され、二輪車においては「灯光の色が不適切な灯火器及び回転灯等の取付け」と、「騒音の増大を招くマフラーの切断・取外し及び基準不適合マフラーの装着」の2点を重点項目にあげている。

不正改造
以下リリースより
2015年5月29日


「不正改造車を排除する運動」強化月間(6月)が始まります 
~街頭検査などを実施し、不正改造車を市場から排除します~ 
特に二輪車を対象とした効果的な街頭検査を実施!

暴走行為、過積載等を目的とした不正改造車は、安全を脅かし道路交通の秩序を乱すとともに、排出ガスによる大気汚染、騒音等の環境悪化の要因となっています。また、最近では、部品の取付けや取り外しによって保安基準に適合しなくなっても、違法であるとの認識のないままに改造を行っている使用者も見受けられます。このため、国土交通省は、関係省庁、自動車関係団体等と連携し、「不正改造車を排除する運動」を全国的に展開し、不正改造についての認知度を高め、車両の安全確保・環境保全を図ることにより、国民の安全・安心の確保を確実に実現することとしております。特に6月は強化月間として、さらに強力に運動します。

1.全国で168回の街頭検査を計画
以下に示す悪質事案には街頭検査等を通じて整備命令を発令し、これに従わないときには車両の使用停止等を含む厳正な処分を行います。なお、[2]及び[4]については、二輪車の重点項目としています。

[1]歩行者、運転者等が見にくい窓ガラスへの着色フィルム等の貼付
[2]灯光の色が不適切な灯火器及び回転灯等の取付け
[3] タイヤ及びホイールの車体外へのはみ出し
[4]騒音の増大を招くマフラーの切断・取外し及び基準不適合マフラーの装着
[5] 不正軽油燃料の使用

2.「不正改造車・黒煙110番」の設置
各運輸支局等に相談窓口として「不正改造車・黒煙110番」を設置し、寄せられた情報に基づいて、不正改造車ユーザーに対して、不正改造状態の改善や改修結果の報告を求めます。

3.不正改造実施者に対する立入検査等
不正改造等を行った者に対する報告徴収及び立入検査により、不正な二次架装の抑止・早期発見と指導を行います。

4.自動車使用者等への啓発
不正改造防止の啓発を目的としたポスター約14万枚の掲示及びチラシ約62万枚の配布、自動車整備士養成施設等への運輸支局の出前講座並びに全国324社の乗合バス事業者の協力による広報横断幕の掲示等を行い、積極的な不正改造の排除を呼びかけます。また、違法マフラー排除の啓発を目的としたポスター約14万枚の掲示、チラシ約56万枚を配付するなど、業界団体と連携を図りながらユーザーに対する啓発を行います。

>>国土交通省発表の詳細ページはコチラ

[ お問い合わせ ]
国土交通省自動車局整備課
TEL/03-5253-8111 (内線/42426)
直通/03-5253-8600
FAX/03-5253-1639

国土交通省自動車局環境政策課
TEL/03-5253-8111 (内線/42523)
直通/03-5253-8604
FAX/03-5253-1639

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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