【ドゥカティ】特別な拘りが随所に光る!ニューモデル「1299パニガーレRファイナルエディション」を発表

掲載日: 2017年07月10日(月) 更新日: 2017年07月11日(火)
この記事は2017年7月10日当時の情報に基づいて制作されています。

リリース=ドゥカティジャパン株式会社

ドゥカティジャパンは「SBK(スーパーバイク世界選手権)で圧倒的な強さを誇ってきたL型2気筒エンジンを讃えるモデル」と位置付けたロードバイク「1299パニガーレRファイナルエディション」を発表した。1299スーパーレッジェーラのエンジンをベースにしたスーパークアドロ・エンジンを搭載し、ホモロゲモデルのパニガーレRと同様の足周りにセットアップされている。また、ライディング・モードがレース、スポーツ、ウェットの3パターンから選べるので、走りや好みに合わせてセッティングを変更することができる。

なお、日本での発売は同年11月予定で、価格は4,550,000円(税8%込み)。

ドゥカティ1299 Panigale R Final Edition:

スーパーバイク世界選手権(SBK)史上もっとも多くの勝利を飾った伝説的L型2気筒エンジンの偉業を称えるモデル

ドゥカティは、SBK(スーパーバイク世界選手権)で一時代を築き上げてきたL型2気筒エンジンの偉業をたたえるモデル、1299Panigale R Final Editionを発表します。1988年4月3日、マルコ・ルッキネリが乗る851が(市販車ベースで行う初の世界選手権において)勝利を収めて以来、チャズ・デイビスとマルコ・メランドリが駆るPanigale Rが2017年に手にした印象的な勝利まで、ボローニャで製造されてきたL型2気筒エンジンはSBKの世界に君臨してきました。

デスモクワトロ、テスタストレッタ、そしてスーパークアドロ。30年以上にわたりドゥカティが設計してきた、デスモドロミック・タイミングを採用するL型2気筒4バルブエンジンは、スーパースポーツの歴史を彩ってきたバイクに搭載され、圧倒的な強さを発揮してきました。スーパーバイク世界選手権における勝利数は、じつに330回以上に及びます。851に始まりPanigale Rに至るまでには、888、916、996、998、999、1098、1198、1199といったモデルが存在しますが、ボローニャで製造されたこのツインは、スーパースポーツ市場ばかりでなくサーキットでも成功を収めてきました。そして新登場となる1299 Panigale R Final Editionは、史上最高のエンジン・パフォーマンスを誇るL型2気筒エンジンに、レースからフィードバックされたシャシを組み合わせ、ドゥカティが誇る偉大なスーパースポーツの歴史に敬意を表します。

限定生産ではありませんがシリアルナンバーが刻印されるモデルとして生産される1299 Panigale R Final Editionは、超高性能なエンジン・パフォーマンスと精密なレーシング・サスペンションを完璧に融合し、ユーロ4規制に適合するロードバイクです。1299 Superleggeraのエンジンをベースとするスーパークアドロの「Final Edition」は、207hp/11,000rpm という強大なパワーと14.5kgm/9,000rpmのトルクを発生します。シャシのセットアップはPanigale Rと同様、オーリンズ製メカニカル・サスペンションと24度のキャスター角を備えます。

エレクトロニクスの面に目を転じると、1299 Panigale R Final Editionは、ボッシュ製慣性測定ユニット(IMU)を搭載し、ABSコーナリング、ドゥカティ・ウィリー・コントロールEvo(DWC Evo)、ドゥカティ・トラクション・コントロールEvo(DTC Evo)、エンジンブレーキ・コントロール(EBC)を制御します。これらのシステムは、選択されたライディング・モード(レース、スポーツ、ウェット)に予め適切なセッティングがプリセットされ、ライダーの好みや周囲の状況に合わせて変更することも可能です。

トップクラスのテクニカル・コンテンツに加え、レッド、ホワイト、グリーンのカラーを纏いレッドのホイールを採用する1299 Panigale R Final Edition は、類まれなコレクターズアイテムといえます。

日本での導入は 11月を予定しており、メーカー希望小売価格は4,550,000 円(税込)となります。

本リリースに掲載される出力/トルク値は、型式認証規則に従い、エンジン・ダイナモメーターを使用して測定したもので、車両登録証に記載された型式認証データと一致しています。

■カラー/レッド、ホワイト、グリーン(ホイールはレッド)
■主要装備
・スーパークアドロ・エンジン、最高出力207hp/11,000rpm、最大トルク14.5kgm/9,000rpm
・ユーロ4規制適合
・圧縮比が高められ2本のピストンリングを持った116mm 径ピストン
・タングステン・バランスウェイト付き軽量クランクシャフト
・径が大きくなったチタニウム製インテーク&エグゾースト・バルブ
・専用開発されたインテーク&エグゾースト・ポートを備えたシリンダー・ヘッド
・リフト量が増大したカムシャフト
・ハイマウント・デュアル・サイレンサー付きアクラポビッチ製チタニウム・エグゾースト
・ボッシュ製慣性測定ユニット(IMU)を搭載したエレクトロニクス・パッケージ
・ライディング・モード(レース、スポーツ、ウェット)
・ドゥカティ・セーフティ・パック(コーナリングABS、DTC Evo)
・DWC Evo、EBC、DQS アップ/ダウン
・オーリンズ製メカニカル・サスペンション(NIX30 フォーク、TTX36 ショックアブソーバー)
・オーリンズ製アジャスタブル・ステアリングダンパー
・鍛造軽合金ホイール
・DTC/DWC/EBC 設定用補助ボタン
・高透過性エア・フィルター
・タイヤ&ファイナル・ドライブ・レシオのキャリブレーション・システム
・DDA+ GPS、リーンアングル表示
・リチウムイオン・バッテリー

 

 

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

このページの一番上へ

サイトのトップページへ

このページの一番下へ