ハスクバーナ・ヴィットピレン「エアロ」はまだか?

掲載日: 2018年04月06日(金) 更新日: 2018年04月06日(金)
この記事は2018年4月6日当時の情報に基づいて制作されています。

ども、最近ハスクバーナにヤラれっぱなしのRyoTです。何にヤラれてるかっつーと、そらぁもうデザインですよデザイン。


上の写真は、先日のジャパンプレミアで展示されていた2台。
手前がスヴァルトピレン(SVARTPILEN)401で奥がヴィットピレン(VITPILEN)401。

初めて実車を目にしたとき「斬新とかアヴァンギャルドって言葉は、こういうバイクにこそ使うべきなんだろうナー」と思ったほどです。

今年いよいよ一連のシリーズがストリートを走り出すのかと思うと、ワクワクもハンパないのですが「あれ、アイツどうなった?」と思いだしたモデルがひとつ。

2016年のEICMA(ミラノショー)で登場したコンセプト「VITPILEN 401 AERO(エアロ)」です。会場ではそれこそ何百台というバイクを見ましたが、一番衝撃を受けたのがコレでした。僕自身、この年が初めてのEICMAだっただけに、特に印象深い1台です。


ロケットカウル付きのカフェレーサーは昔から大好きです。例えばRICKMANのCRシリーズとか、AVONカウル付きのエグリ・ヴィンセントとかマジツボです。その一方でコミネデュアルとかイノウエのロケットをセンス良くマウントしたジャパニーズ街道レーサースタイルも大好きだったり。ま、洋の内外問わず、オールドスクール・スタイルが好きだったんですけど、このAEROを見て自分の感覚が大きく変わりましたよね。「新しい時代が来た!」って。
平凡ですけど素直にそう思いました。


タンク&シートはヴィットピレン401のまんまに見えます。追加されてるのはカウルと、エンジン両サイドのカウル。にしてもカウルが低い。


どこから眺めても既視感ナシ。でもロケットカウルとかセパハンとかカフェレーサーに必要な装備はちゃんとある。昔からのセオリーを守りながらまったく新しいデザインに仕立て上げたハスクバーナ&KISKAデザインのセンスに脱帽です。

ひと昔前だと「ショーに出てくるコンセプト=市販する気なし」というのが僕の認識でした。逆に出てきても「キミ、誰だっけ?」ってくらい変わっちゃってることも多くて。
だからヴィットピレン&スヴァルトピレンをショーで見たときも、市販版ではだいぶ変わるんだろうな……と思ってたんですけど、いい意味で裏切られましたよね。


この写真は2016年のEICMAで撮影したヴィットピレン701です。今日バイクブロスのWebにヴィットピレン701のインプレが掲載されましたが、デザインはほぼこのまんま。


これも2016年のEICMAでのスヴァルトピレン401&ヴィットピレン401。


2016年に撮影したヴィットピレン401 TA。


この「TA」はツートンカラーやバーエンドミラーなどオプション追加車だったのかな?

そうだ。ハスクバーナの一連のシリーズには次の「矢」もすでに構えられてるんですよ。


2017年のEICMAでお披露目されたスヴァルトピレン701(SVARTPILEN 701)です。フラットトラック(ダートトラック)マシン好きな人にはたまらないスタイル! これもこの姿のままストリートを走るのでしょうか。あ、順番的には「AERO」が先ですかね?

今日の日刊バイクブロスは「AEROどうなってるん!?」って思ってた方のために書いたようなものです。AEROファンが声を大にして叫べば、市販も近づくかもしれません。
さて、バイクブロスではハスクファンのための記事もしっかり用意してあります。
冒頭にもお伝えしましたが、海外で行われたヴィットピレン701試乗会の模様が早速アップされていますのでしっかりチェックしてくださいね。昨年のミラノショーレポートもあわせて是非!

ヴィットピレン701のインプレ記事はコチラ↓

VITPILEN 701試乗インプレ

スヴァルトピレン701がもっと見たい人はコチラ↓

EICMA2017 / ハスクバーナじっくりレポート

(バイクブロス編集部 RyoT)

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