【ライダー研究】バイクに長時間乗っていると身体のどこが最初に悲鳴を上げる?

掲載日: 2018年01月29日(月) 更新日: 2018年01月30日(火)
この記事は2018年1月29日当時の情報に基づいて制作されています。

バイク関連のあらゆる事柄をリサーチするバイクブロスの「バイクリサーチ」。今回は、多くのライダーが抱える「ある悩み」について調査した。

ツーリングなどで長時間バイクに乗っていると、どうしても身体のどこかが痛くなってしまう。同じ体勢で乗り続けているからなのか、はたまた風に当たり続けているからなのか……。理由は様々あるだろう。仕方のないことだと割り切ってはいるものの、辛いものは辛い! そこで今回は、長時間バイクに乗った際に、「身体のどの部位が一番最初に悲鳴をあげるのか」を聞いた。

バイクブロスアンケートサイト「バイクリサーチ」では、2017年12月5日~12月19日に「バイクに長時間乗っていると身体のどこが最初に悲鳴を上げる?」というリサーチを実施。バイクブロス会員137人の投票を得た。

ダントツの票数を集めたのが「腰」の46票(33.6%)。続いて「肩」と「腕」が25票(18.2%)で並んだ。その他、21票を獲得したのが「首」(15.3%)、「疲れません」が10票(7.3%)、「足」が6票(4.4%)、「頭」が4票(2.9%)という結果に。普段から人間が疲弊しやすい部位が上位を独占する形となった。

トップは「腰」であるが、コメントを見ると選択肢になかった「尻」が痛むという声が非常に多い。「腰に投票しましたがお尻から腰にきます」や「長時間走っていると腰も痛くなりますが、それよりもお尻が痛くなります」など、尻の痛みをかばおうとして腰が痛くなってくる……というケースが大半であった。

「バイクで走るから痛くなる」というよりも、「PCのやりすぎもありますが、腕~肩がやはり疲れます!」、「もともと腰痛友の会の名誉会員ですから……w」といったように、普段痛みや違和感を抱えている部位が疼くケースもあるようだ。これは多くのライダーが同調するコメントではないだろうか? かくいう筆者も大きく「あるある」と頷いた一人だ(笑)。

もちろん、前傾姿勢のバイクもあれば、ゆったり乗るバイクだってある。ライダーが所有する愛車によってライディングポジションが異なるので、それぞれで痛みが生まれやすい箇所も変わるだろう。しかし、どんなバイクでもいかに快適に乗るか努力することも大切だ……コメントを見ると「シートのスポンジをチューニングした」、「3Dエアメッシュでなんとか軽減」という声もあった。量販店に行ったり、ネットを見れば、身体の痛みが極力出ないようにフォローしてくれるアイテムがたくさん発売されている。それらを装着してツーリングに出かければ、幾分か楽になるに違いない。

……こんなことを書いているとバイクに乗っていない人から「身体が痛くなるのにそこまでして乗る必要あるのか?」と言われるかもしれない。そんな時は「そこまでして乗る価値がバイクにはある」と言い返したいと思う。

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 情報元 = バイクブロス・マガジンズ、文=浜瀬将樹(一間堂)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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