【ミシュラン】公道走行可能なサーキット用タイヤが登場

掲載日: 2015年03月31日(火) 更新日: 2015年03月31日(火)
この記事は2015年3月31日当時の情報に基づいて制作されています。

リリース = 日本ミシュランタイヤ株式会社

ミシュランは、サーキット用タイヤ「MICHELIN POWER CUP EVO(ミシュラン パワー カップ エボ)」と「MICHELIN POWER SUPERSPORT EVO(ミシュラン パワー スーパースポーツ エボ)」2種を、2015年夏から順次発売する。同タイヤは、サーキット走行用に開発されているものの、公道での使用も可能という。

ミシュラン
以下リリースより
2015年3月27日


サーキットからストリートまで
ミシュランからモーターサイクル用タイヤ2種を新発売

日本ミシュランタイヤ株式会社は、レースからサーキット走行まで楽しむことを目的に開発された公道走行可能なサーキット用タイヤ「MICHELIN POWER CUP EVO(ミシュラン パワー カップ エボ)」と「MICHELIN POWER SUPERSPORT EVO(ミシュラン パワー スーパースポーツ エボ)」を2015年夏より順次発売いたします。

今回発売する「MICHELIN POWER CUP EVO」は、スーパースポーツ車両でのサーキット走行を主体にライディングを楽しむ方をターゲットとし、サーキット走行でのタイムアップを主眼に置いたタイヤ作りを目指し開発しました。 ミシュランはその目標を達成するために、レーシングタイヤ「MICHELIN Power Slick」をベースに使用し、高いサーキットパフォーマンスを持った製品開発を実現させました。

「MICHELIN POWER SUPERSPORT EVO」は、スーパースポーツ車両をターゲットにサーキット走行での使用を念頭に置きつつ、一般公道の走行に必要な性能を犠牲にしないタイヤ作りを目指し開発しました。新たにリアタイヤに投入されたACTテクノロジーや2CT+などの技術を用い、サーキットでの走行性能は勿論、寿命を犠牲にすることなくドライ、ウェット路面でのグリップ性能を高次元で両立しました。

この二つの製品はミシュランのレースに掛ける情熱とそこで得た技術をすべてのライダーへフィードバックするというミシュランの思いを感じ取って頂ける製品です。レースの世界は極限での使用状況で新しい技術を確認するには最適な研究所なので、レースへの積極的参加はミシュランが創業以来続くミシュランのDNAと哲学の大切な一部です。特にレーシングタイヤとハイパースポーツタイヤの開発における相乗効果は現在とても大きなものがあるのです。

「MICHELIN POWER CUP EVO」製品概要

■製品技術
1. MICHELIN Adaptive Casing Technology (ミシュラン・アダプティブ・ケーシング・テクノロジー)
直線からコーナーリングに至るまで様々な角度に対応したケーシング構造を採用。ショルダー部にかけて徐々に剛性が増すように最適化された内部構造は特にコーナーリングの安定性に効果を発揮します。

2. 2CT: Dual-Compound Technology( デュアル・コンパウンド・テクノロジー)
センター部分には耐久性の高いラバー・コンパウンドを、ショルダー部にはグリップ力の高いコンパウンドを配置することでロングライフと安全性を両立しました。

3. SCT: Synthetic Component Technology(シンセティック・コンポーネント・テクノロジー)
合成ゴム化合物MRSE(ミシュラン・レーシング・合成エラストマー)とHTSC樹脂(ハイテク合成化合物)の採用により、グリップ力を発揮する温度域までできるだけ早く温まるように設計されています。サーキット走行などで、走り始めてすぐにグリップ力を発揮し、最大リーン角まで倒し込むことができるタイヤを目指しました。

4. NST: Near Slick Technology(ニア・スリック・テクノロジー)
トレッド部におけるグルーブの比率を5%以下とし、スリックタイヤにとても近いタイヤです。グルーブを減らし、特に中央部とショルダー部では完全になくすことで、幅広

■サーキット走行時の推奨空気圧(冷間時)

ミシュラン

■発売サイズ

ミシュラン

「MICHELIN POWER SUPERSPORT EVO」製品概要

■製品技術
1. MICHELIN Adaptive Casing Technology (ミシュラン・アダプティブ・ケーシング・テクノロジー)
直線からコーナーリングに至るまで様々な角度に対応したケーシング構造をリアタイヤに採用。ショルダー部にかけて徐々に剛性が増すように最適化された内部構造は特にコーナーリングの安定性に効果を発揮します。

2. 2CT+: Dual-Compound Technology +( デュアル・コンパウンド・テクノロジー・プラス)
リアタイヤのトレッドショルダー部のソフト・ラバー・コンパウンドのベースにハードラバー・コンパウンドを使うことにより、コーナーリング時の最適な剛性を確保。特にコーナーの立ち上がりにアクセルをワイドに開けた時のスタビリティーが向上しました。

3. 2CT: Dual-Compound Technology( デュアル・コンパウンド・テクノロジー)
フロントタイヤセンター部分には耐久性の高いラバー・コンパウンドを、ショルダー部にはグリップ力の高いコンパウンドを配置することでロングライフ性能と安全性を両立しました。

■推奨空気圧(冷間時)

ミシュラン

■発売サイズ

ミシュラン

[ お問い合わせ ]
日本ミシュランタイヤ
お客様相談室
TEL/0276-25-4411

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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