【ドゥカティ】ウラカンSTOをモチーフにした特別仕様車「ドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニ」が登場!

掲載日: 2022年09月05日(月) 更新日: 2022年09月05日(月)
この記事は2022年9月5日当時の情報に基づいて制作されています。

【ドゥカティ】ウラカンSTOをモチーフにした特別仕様車「ドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニ」が登場 メイン

ドゥカティは特別仕様車「ドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニ」を公開した。同車両は、ストリートファイターV4 S をベースにランボルギーニ・ウラカンSTOをモチーフにしたディティールが与えられたシリアルナンバー付きの限定車両となる。2023年4月から納車がスタートするというこのマシンだが、国内導入の有無や価格など詳細については現在のところ情報はない。

ドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニ 発表 :スポーティ、エクスクルーシブ、魅力的な装備を究極のレベルで融合

・ドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニ:パニガーレV4 S 2023のテクニカルベースを適用し、スーパー・パフォーマンス・モデルのランボルギーニ・ウラカンSTOにインスピレーションを得た、630台+63台限定のシリアルナンバー付きリミテッド・エディション。
・ドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニは、極めてアグレッシブなフォルム、特別な軽量コンポーネント、専用のカラーリングを特徴とし、メイド・イン・イタリーを象徴するドゥカティとランボルギーニのコラボレーションによって製作された第2弾のモデル。
・ドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニ・スペチアーレ・クリエンティ:ランボルギーニのお客様専用に製作される63台限定のシリアルナンバー付きリミテッド・エディション、所有しているランボルギーニと同じボディカラー&ホイール、シートカラー、フロントブレーキ・キャリパー・カラーでモーターサイクルをカスタマイズ可能。
・モーターサイクルを購入したお客様は、バイクとカラーコーディネイトされた限定バージョンのヘルメット、ジャケット、レザースーツを注文して、独自のスタイルを完成させることが可能。

2022年9月2日、ミサノ・アドリアティコ/ボルゴ・パニガーレ/サンタアガタ・ボロネーゼ

ドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニが、モーターバレーの中心部で開催されるMotoGPサンマリノGPという最高の舞台で発表されました。

史上もっとも魅力的でエクスクルーシブなこのドゥカティ・ストリートファイターは、ドゥカティとランボルギーニに共通する究極のパフォーマンス、スポーティでエクスクルーシブな価値を完璧に体現したモーターサイクルです。モーターバレーの歴史にその名を刻んできた両ブランドは、今回のプロジェクトにより、その協力関係をさらに強化します。今回のコラボレーションの結果、テクノロジー、パフォーマンス、美しさを最高のレベルで組み合わせ、一目見た瞬間からファンの心を捉え、夢を実現するモーターサイクルが誕生しました。

2023年モデルのパニガーレV4 Sのテクニカルベースを適用したこのモデルは、ランボルギーニのDNAを象徴するエレメントを巧みに統合することにより、極めてエクスクルーシブなモデルに仕上がっています。ランボルギーニ・ウラカンSTOに命を吹き込んだコンセプトを採用したドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニは、630台+63台限定のシリアルナンバー付きリミテッド・エディションとして製作されます。

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ウラカンSTOは、ウラカン・ファミリーの中でも最高のパフォーマンスを発揮するモデルであり、スポーツドライビングを極限まで追求し、合法的に公道走行が可能なモデルとしては、レーシングカーにもっとも近い特別な存在となっています。また、軽量素材を使用した機能的なデザイン・アプローチにより、その類まれなパフォーマンスをさらに強化しています。

このランボルギーニ・スタイルの機能は、ドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニにも受け継がれています。その一例が、ウラカンSTOと同様のデザインで、このモデル専用に製作された鍛造ホイールです。リア・ホイールは、同じくランボルギーニ・デザインのチタニウム製シングル・ロック・ナットを採用しています。

チェントロスティーレ・ドゥカティ(ドゥカティ・スタイルセンター)は、ウラカンSTOからインスピレーションを得て、この特別なモーターサイクルを製作しました。フロントフェンダー、タンクカバー、アンダーカウル、テールエンド、すべての新しいコンポーネント、グリル・エクストラクター、エアベント、エアインテークといったすべての要素は、ウラカンSTOを明確に想起させます。

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具体的には、フロントフェンダーはランボルギーニ・コファンゴ(ボンネットとフェンダーにバンパーを組み合わせたコンポーネント)に統合されたエアベントにヒントを得ており、アンダーカウルに設置されたエクストラクターは、ウラカンSTOのリアブレーキの冷却インテークに、燃料タンクのサイドカバーはフロントフェンダーのベントに、シングルシートのテールに設置されたエクストラクターは、ランボルギーニのボンネットのエクストラクターに、それぞれ着想を得ています。

このモーターサイクルの特徴である細部へのこだわりは、すべてのカーボンファイバー製コンポーネント(前述のフロントフェンダー、アンダーカウル、ラジエーターカバー、ウィング、タンクカバー、テールエンドを含む)が、サンタアガタ・ボロネーゼを拠点とするランボルギーニ・スーパースポーツカーと同じテクスチャーを使用しているという事実に表れています。ライダー・シートにも、ウラカンSTOのシートの仕上げと同様、ボディと同じカラーのハイライトが配されています。

ドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニは、プレミアムなコンポーネントによって、その希少価値がさらに高まっています。その一例は、ビレットアルミニウム製アジャスタブル・ライダー・フットペグ、ビレットアルミニウム製軽量ブレーキ&クラッチ・レバー、特別なカーボンファイバー製ヒールガード、サドルパッド、メーターパネル・カバー、イグニッションスイッチ・カバー、スプロケット・プロテクションなどです。

同様に、カーボンファイバー製のパーツは、エンジン・リアバンクのヘッドおよびマニフォールドのヒートプロテクション・カバー、ヘッドライト・サポート、リアフェンダー、リアサブフレーム・ガードにも使用されています。ドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニのサイドビューのハイライトは、カーボンファイバー製エンドキャップを備えたアクラポヴィッチ製チタニウム・エグゾースト・サイレンサーです。

モーターサイクルの名称とシリアルナンバーは、中央のタンクカバーに挿入された金属製プレートに刻印されています。シリアルナンバーは、アルミニウム削り出しのイグニッションキー・インサートにも刻印されており、イグニッションをONにすると、ドゥカティとランボルギーニのロゴマークとバイクのシルエットを示すアニメーションとともに、TFTメーターパネルにも表示されます。

630台が限定生産されるドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニは、ウラカンSTOのイメージカラーの一つである、「Verde Citrea」および「Arancio Dac 」を組み合わせたカラーリングを採用しています。ブレンボ・ウィングとブレーキ・キャリパーにも「Arancio Dac」カラーが採用され、後者には対照色のブラック・ロゴが付属しています。オーリンズ製フロントフォークのステーとレッグもブラック仕様となります。

630台が生産される「Verde Citrea」/「Arancio Dac」バージョンに加え、ドゥカティは、スペチアーレ・クリエンティと呼ばれる、さらにエクスクルーシブな63台限定のスペシャル・エディションも製作しました。ドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニ・スペチアーレ・クリエンティは、チェントロスティーレ・ドゥカティのスタッフと直接やり取りすることによって、この特別なモーターサイクルを、オーナーが所有しているランボルギーニとまったく同じボディカラーとホイールに仕上げることができます。また、ブレーキ・キャリパーの色は、パレットに含まれている色(標準色に加えて、イエロー、レッド、ブラック、カリフォルニア・オレンジ)から選択することが可能で、シートは4種類のバージョンから選ぶことができます。

ドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニの心臓部には、最高出力208psを発生する(ユーロ5バージョン)、1,103ccデスモセディチ・ストラダーレ・エンジンが搭載されています。このエンジンは、カウンター・ローテーティング(逆回転)クランクシャフト、シリンダーあたり4バルブのデスモドロミック・バルブ駆動システム、MotoGPから派生したツインパルス点火順序を特徴としています。ドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニのエンジンは、MotoGPやスーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦しているドゥカティのマシンと同様、乾式クラッチを備えています。

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アルミニウム製フロントフレームは、エンジンを構造部材の一部として使用しています。サスペンションはオーリンズ製Smart EC 2.0セミアクティブ・ユニットで、ブレーキシステムはブレンボ製Stylemaキャリパーと330mm径ダブル・ディスクが装着されます。燃料タンク・サイドカバーに統合されたカーボンファイバー製バイプレイン・ウィングをはじめとする空力パッケージは、俊敏性とハンドリングを損なうことなく、高速走行時にバイクの安定性を高めます。車両重量は197.5kgです。

ドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニには、サーキット走行時のセットアップに使用することができる、一連のアクセサリーが付属しており、その魅力をさらに高めています。このアクセサリーには、乾式クラッチ用のカーボンファイバー製オープンカバー、ナンバープレートおよびリアビューミラー取り外し用のプラグ、レーシング・フューエルキャップ、ボディと同じカラーリングの車体カバーが含まれます。さらに、このモーターサイクルが本物であることを証明し、そのエクスクルーシブなキャラクターをさらに高める、真正証明書も付属しています。アルミニウム製のこの証明書には、フレームおよびエンジン番号が記載されています。

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ドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニを購入したお客様は、限定バージョンのヘルメット、ジャケット、レザースーツを注文することができます。これらのアイテムには、モーターサイクルのカラーリングが反映されています。さらに、特別なスペチアーレ・クリエンティを購入したお客様は、ダイネーゼが提供するカラーパレットの中から好みの色を選択して、レザースーツをカスタマイズすることもできます。

ドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニは、ミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリで開催されたMotoGPサンマリノGPで発表されました。2021年には、ドゥカティとランボルギーニのコラボレーションにより、ディアベル1260ランボルギーニが発売され、わずか数日間で完売しました。今回、このサクセスストーリーが、MotoGPサーキットでも繰り返されることになります。サンマリノGP からは、サンタアガタ・ボロネーゼを拠点とするランボルギーニのロゴが、ドゥカティ・レノボ・チームのデスモセディチGPにも配されます。

ドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニの納車は、2023年4月から開始予定です。新型ドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニとランボルギーニ・ウラカンSTOが登場するプレゼンテーション・ビデオは、ドゥカティのYouTube チャンネルで視聴することができます。

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リリース

ドゥカティジャパン株式会社(2022年9月3日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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