ホンダが8耐参戦体制発表! Team HRCは高橋巧、中上貴晶、レオン・キャミアを起用

掲載日: 2018年06月28日(木) 更新日: 2018年06月28日(木)
この記事は2018年6月28日当時の情報に基づいて制作されています。

2018年6月28日、ホンダは「2017-2018 FIM世界耐久選手権シリーズ最終戦 “コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第41回大会」へ参戦する主なホンダチームの体制を発表した。

今シーズンの全日本ロードレース選手権JSB1000クラスで10年ぶりにワークス体制で復帰したTeam HRCは、新たにRed Bullをパートナーに迎え「Red Bull Honda with 日本郵便」として鈴鹿8耐へ参戦する。ライダーには、Team HRCでJSB1000を走る高橋巧選手、Team LCR HondaからMotoGPに参戦中の中上貴晶選手、Red Bull Honda World SBK TeamからSBK:世界スーパーバイク選手権に参戦中のレオン・キャミア(Leon Camier)選手を起用する。「Red Bull Honda with 日本郵便」のマシンはCBR1000RR SP2をベースにしたワークスマシン「CBR1000RRW」で、ゼッケン番号は33番となる。

以下は「#33 Red Bull Honda with 日本郵便」各ライダーのコメント抜粋。

高橋 巧(Takumi Takahashi)

「今年念願のワークスチームが鈴鹿8耐に復活し、そのワークスチームから参戦できることを、大変うれしく思っています。全日本ロード前半戦の経験を活かしながら8耐に向け上手くマシンの熟成を進められてきていると思います。ここ数年8耐の成績は、優勝から離れています。ワークスチームが復活した以上は勝たなければならないので、王者奪還を目指して頑張ります」

Team HRCからJSB1000に参戦中の高橋巧選手は、2017年のJSB1000チャンピオンで、2018年シーズンは#1をつけてJSB1000クラスを走っている。今シーズンは第4戦終了時点でランキング3位につけている。鈴鹿8耐では2010年、2013年、2014年に優勝を経験。
1989年11月26日生まれの29歳。

中上貴晶(Takaaki Nakagami)

「10年ぶりに復活したHondaワークスで鈴鹿8耐に参戦できることをライダーとして、またHondaファミリーの一員としてうれしく思っています。優勝できる体制であり、マシンのポテンシャルも感じられましたが、それ以上にチームスタッフの優勝へのこだわりが伝わってきました。鈴鹿8耐優勝の奪還は全てのHondaの皆さんが望んでいることだと改めて感じています。昨年は残念ながら4位という結果に終わってしまいましたが、ワークスで参戦する以上は3人で力を合わせ、優勝を目指します」

2018年からMotoGPクラスにフル参戦している唯一の日本人ライダーが中上貴晶選手。MotoGPでの所属チームはLCR Honda IDEMITSU。現在のMotoGPポイントランキングは19位につけている。1992年2月9日生まれの26歳。

 

レオン・キャミア(Leon Camier)

「鈴鹿8耐にHondaワークスチームから参戦できることをとても楽しみにしてます。8耐に向けテストを重ね万全の状態で鈴鹿8耐に臨みたいと思っています。チームメートの高橋巧選手は8耐で3回の優勝経験があり、中上選手はMotoGPにフル参戦している優れたライダーだと聞いています。8耐で優勝するためには3人の総合力が必要ですが、私はこのプロジェクトは必ず成功するものと信じています」

2018年シーズンからRed Bull World SBK TeamでSBKを走るレオン・キャミア選手。今年はシーズン序盤に足を負傷してしまったが、見事にカムバック。現在SBKのポイントランキングでは12位につけている。1986年8月4日生まれの31歳。イギリス出身。

 

情報元=Honda
Text/RyoTsuchiyama

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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