東京デザイン専門学校 トライアンフエコバッグデザインプロジェクト 2012

掲載日: 2012年02月03日(金) 更新日: 2013年12月11日(水)
この記事は 2012年2月3日に書かれたもので、内容が古い可能性があります。

取材協力 = トライアンフ ジャパン東京デザイン専門学校
取材 = バイクブロス・マガジンズ編集部

トライアンフをモチーフに行われた
学生デザイン・コンペティション

2011年12月9日、東京デザイン専門学校のイベントホールで『東京デザイン専門学校 トライアンフエコバッグデザインプロジェクト 2012』のオリエンテーションが行われました。

これは2012年で創業110周年を迎える英国の伝統的なモーターサイクルメーカー、トライアンフをデザインソースに、普段の生活に使われるエコバッグをキャンバスとし、若きクリエーター (東京デザイン専門学校の学生) たちによる自由な発想をプリントデザインとして落とし込み、審査委員 (メーカーとメディアの数名) より選ばれた最優秀賞、および優秀賞作品は実際に製品化される、というプロジェクトです。

メーカーにとってはモーターサイクルが人間の社会活動の中に根ざしたノリモノとして、もっと身近なイメージを持ってもらいたい、という狙いがあると同時に、学生たちにとっては短期間で与えられた課題を結果として出さなければならないため、社会へ踏み出す良い経験にもなるのです。

東京デザイン専門学校とトライアンフ ジャパンのコラボレーションによるこのプロジェクトは今年で3回目を数え、毎年異なるテーマをもとに、同専門学校の熱心な生徒たちが様々なデザインを提案してきました。2012年は「トライアンフと共にある人生」がテーマです。

『東京デザイン専門学校 トライアンフエコバッグデザインプロジェクト 2012』オリエンテーションに参加する学生たち。これから行われるプロジェクトの主旨に耳を傾ける。オリエンテーションはトライアンフ ジャパン 大西氏により進められた。手に持っているのは昨年の『最優秀賞』作品。デザイン制作期間中、東京デザイン専門学校の1階ロビーにトライアンフのスーパースポーツモデル【デイトナ675R】が展示された。「モーターサイクルに馴染みの少ない」学生たちにとって、はじめて触れる英国車は新鮮そのもの、跨ることすらビッグイベントの様子だった。
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短い制作期間を経て2012年1月20日の審査会当日、計53作品が提出されました。学生たちには1人1分間プレゼンテーションの時間が与えられ、審査委員の前でデザインコンセプトを発表します。

自ら手がけた作品を手に、50名の学生が順番にプレゼンテーション。大西氏ほか、各メディアの代表者が並び、ひとりひとりの解説に聞き入っていた。順番がまわってきた者も終えた者も、ほかの作品とその解説に聞き入っていた。
トライアンフというモーターサイクルブランドをどう解釈し、作品に落とし込んだのか――わずか1分という時間のなかで、作品とそのコンセプトを述べる。それぞれの発表に拍手がおくられる。会場は緊張感に包まれていた。プレゼン後、審査員が会場内をまわり、作品を再度チェック。審査員が学生に作品の意図についてヒアリングするシーンが見られた。

その結果、『最優秀賞』 (1作品)、『優秀賞』 (1作品)、『佳作』 (2作品)のほか、各メディア賞 (4作品) の計8作品が確定、発表となりました。

各賞に選ばれた学生とその作品がどう評価されたのか、審査員によって解説された。入賞した学生も惜しくも入選ならなかった学生も、社会に出たときに今回の経験が役立つことだろう。見事入賞を果たした8名で集合写真。入賞の喜びが伝わってくる笑顔だ。
<< 最優秀賞 >>

コンセプト 「トライアンフは挨拶」
イラストレーター科 1年Cクラス No.01 有谿勢友さん

<< 優秀賞 >>

コンセプト 「Tradition in shining 110」
グラフィックデザイン科 1年Eクラス No.10 志賀 恵さん

<< 佳作 >>

コンセプト 「移・食・住」
グラフィックデザイン科 1年Aクラス No.15 辻岡 翔さん

<< 佳作 >>

コンセプト 「モーターサイクルと共にある生活」
イラストレーター科 1年Bクラス No.09 栗原奈那さん

<< バイクブロス賞 >>

選考■バイクブロス・マガジンズ編集部


コンセプト 「memories with Triumph」
グラフィックデザイン科 1年Aクラス No.24 山崎沙弓さん

「私はバイクに乗っていないんですが、お父さんが4台も所有するほど大のバイク好きなので、お父さんの話を参考にしながら今回この作品を手がけました。コンセプトは“トライアンフと一緒の思い出”。思い出=写真 というイメージから画像をポラロイド写真風にはめこみ、テープで貼り付けるように配置することで動きをつけ、思い出のわくわく感を表現しました。メーターの写真を入れたのは、お父さんが『バイクで一番好きな箇所はメーターだ』と言っていたことにヒントを得ました。
 カラーを淡めにしたのは、思い出は優しいものであってほしいということから柔らかさを表現したかったのと、ほかのみんなはきっと青×赤のユニオンジャックを取り入れてくると思ったので差別化を図ろうと思いました。
 今回の受賞はもちろんすごく嬉しいです。そしてお父さんも喜んでくれると思います」

<< GOGGLE 賞 >>

選考■株式会社モーターマガジン社 GOGGLE 編集部


コンセプト 「“Let’s go out somewhere on the next holiday!”」
イラストレーター科 1年Bクラス No.23 福地聡子さん

<< MOTO NAVI 賞 >>

選考■株式会社ボイス・パブリケーション MOTO NAVI 編集部


コンセプト 「Photo」
グラフィックデザイン科 1年Cクラス No.12 田中杏海さん

<< BIG MACHINE 賞 >>

選考■株式会社内外出版社 BIG MACHINE 編集部


コンセプト 「Motorcycle makes a human」
グラフィックデザイン科 1年Cクラス No.03 植田皓生さん

今回各賞に選ばれた作品のうち、最優秀賞、および優秀賞のエコバッグデザインは実際に制作されたのち、3月9日から全国の正規販売店で実施予定の「スピードトリプルR デビューフェア」に来店された方に進呈する予定とのこと。また、3月23日~25日の 東京モーターサイクルショー でも、数量限定でアンケートに協力された方に配布される予定です。

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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