今年のGPはMoto2に注目

掲載日: 2010年02月09日(火) 更新日: 2013年12月12日(木)
カテゴリー: トピックス  タグ: , ,  
この記事は2010年2月9日当時の情報に基づいて制作されています。

バイクブロス×マガジンズ編集部 ムラヤマ=文/モトコルセ=写真提供

BIMOTA HB4
ビモータのMoto2マシン「HB4」

1月末に暫定エントリーリストが発表され、2月初旬の公式テストで本格的に始動しはじめた2010年度のMotoGP。ロッシをはじめとするスターを多数擁する最高峰クラスはだけでなく、今年から新たに始まる「Moto2」にも熱い注目が集まっている。このクラスは昨年まではGP250として、2ストローク250ccエンジンを搭載したマシンで争われていたが、参戦コストの低減や近年の環境意識の高まりなどを理由に、2010年からホンダ製4ストローク600ccエンジンを使ったMoto2クラスへと改められることになった。エンジンこそ全チームで共通だが、それを包み込むフレームなどのコンポーネンツは(一定のルールはあるものの)自由ということもあり、これまでGP250に参戦していなかったチームが多数エントリーリストに顔をそろえている。また、レースの歴史を紐解けばその名が表れる名フレームビルダーから、新進気鋭の若いコンストラクター、そして日本のトップメーカーたちも参戦する予定となっており、これまでに無い盛り上がりが期待出来るだろう。

特にこれまでもMotoGPに積極的に挑戦してきたモリワキ製のフレームは6チームに採用されており、大きな活躍を見せそうだ。また、ホンダ系チームとしてメジャーなTSRも参戦し、本番では日本製フレームによる熱戦が見られるはず。その他有名なコンストラクターとしてはビモータが参戦となっており、同社の“HB(ホンダ・ビモータ)”シリーズには27年ぶりの新型として「HB4」が加わることになった。近年のロードレースにおいて、劇的な変化の年とも言える2010年シーズンのMotoGP。新たなレース史を刻みはじめるMoto2に是非注目してほしい。

モリワキエンジニアリング公式サイト

http://www.moriwaki.co.jp/index.html

TSR公式サイト

http://www.tsrjp.com/

MotoGP公式サイト:Moto2ライダー一覧

http://www.motogp.com/ja/riders/Moto2

MotoGP公式サイト:Moto2チーム一覧

http://www.motogp.com/ja/teams/Moto2

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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