[WEBでEICMA2016]BMWブースを見てみよう!

掲載日: 2016年11月10日(木) 更新日: 2016年11月10日(木)
この記事は2016年11月10日当時の情報に基づいて制作されています。
BMW
取材・写真・文=土山亮(バイクブロス)

伝統と新しさを融合させたモトラッド5モデルがお目見え!

BMWのブースでは幕のかかった5台が次々とアンベール。K1600B、R1200GSの新型に続き、R nineT Urban G/Sが登場。

このR nineT Urban G/Sは、先に発表されていたConcept Lac Roseの市販版といって良いかも。特徴的なビキニカウルはLac Roseそのままといったデザインで、パリダカで活躍した80年代のG/Sや同年代のオフ車用Acerbisカウルを彷彿とさせますね。前後のホイールは、スクランブラーではオプション設定されているクロススポークで、ステップもスクランブラー同様にゴム製フットレストを取り外すとギザギザのオフ仕様ステップになります。フェンダーは、ヘリテイジシリーズでは唯一のアップタイプ、一方でマフラーはPureなどと同じダウンタイプ。このモデルをあえて「GS」ではなく、「G/S」という名称としているのは、現行GSモデルとの差別化はもちろん、80年代へのオマージュとしても大きな意味合いを持つはず。

続いて姿を現したのは、G310GS。スピーチでモトラッドディレクターは「Baby GS」と言ってましたが、まさにその通り、どこからどう見てもGS的な意匠が盛り込まれてました。基本的な骨格はおそらくG310Rと同じだけど、ヘッドライトマウントやリアラゲッジ部はアルミダイキャストの部材を使用してヘビーデューティな作りでした。フロントフェンダー裏には各GSモデル同様に前輪からの泥の巻き上げを防ぐ樹脂製フラップが付いていて、本格的なオフ走行も見越していますね。

また、ラジエーター左右の樹脂ガード、エンジン下のスキッドガードも310GSだけの専用品と思われます。さらにサイレンサーの形状も310Rとは異なる形状(多分)で、ガードもR1200GS的なデザイン。タンク両サイド下部にはG310の刻印入り樹脂カバーが配置、さらにスイングアームピボット部にはオフブーツでの擦り傷を防ぐGSロゴ入り樹脂カバーを装着、ステップもオフ仕様などとにかく専用設計が目立ちました。見たところ前後のホイール含む足周りはG310Rと同じだけど、おそらくサスストロークは増やしているのではないか。

最後に発表されたのがHP4 RACE。たぶんレーストラック専用の車両なのかな?注目点としては、フルカーボン外装、カーボンホイール、カーボンフレームの採用ですね。ただ、スイングアームはアルミのようでした。フレームはS1000RRのアルミツインスパーと同形状のように見えました。ローンチ後、ドゥカティのスタッフがフレーム裏に手を伸ばし、カーボンの厚みをチェックしている姿が印象的でしたね。

BMW

G310GS

BMW

G310GS

BMW

G310GS

BMW

K1600GT

BMW

K1600GT

BMW

K1600GTL

BMW

K1600GTL

BMW

R nineT Racer_Pure

BMW

R nineT Racer_Pure

BMW

R nineT Racer_Pure

BMW

R nineT Urban G_S

BMW

R nineT Urban G_S

BMW

R nineT Urban G_S

BMW

R1200GS

BMW

R1200GS

BMW

R1200GS

BMW

HP4 Race

BMW

HP4 Race

BMW

HP4 Race

BMW

HP4 Race

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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