2016 MotoGP 日本グランプリ 決勝レポート

掲載日: 2016年10月17日(月) 更新日: 2016年10月17日(月)
この記事は2016年10月17日当時の情報に基づいて制作されています。
文=酒寄俊幸(gasgraphix)

2016年10月13日(金)から10月15日(日)に、2016 FIM MotoGP 世界選手権シリーズ第15戦 MOTUL 日本グランプリが、ツインリンクもてぎ(栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1)で開催された。

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2輪ロードレースの最高峰、MotoGPクラスでは、今年のポイントランキング首位につけるマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、序盤よりトップに立ち独走で優勝。ポイントランキング2位でマルケスを追うバレンティーノ・ロッシ(Movistar Yamaha MotoGP)は、予選で1番手を獲得したものの、2位走行中に6周目にヘアピンコーナーで転倒。さらに、ポイントランキング3位につけるホルヘ・ロレンソ(Movistar Yamaha MotoGP)も、2番手でマルケスを追走中に、残り5周を残してV字コーナーで転倒しリタイヤに。

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この結果、マルケスが3度目となるシリーズチャンピオンを獲得した。2位は、アンドレア・ドビジオーゾ(Ducati Team)、3位にはマーベリック・ビニャーレス(Team SUZUKI ECSTAR)が入賞した。

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Moto2クラスは、去年の同クラスチャンピオン、ヨハン・ザルコ(Ajo Motorsport)との接戦を制したトーマス・ルティ(Garage Plus Interwetten)が優勝。ザルコが2位、フランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が3位に入賞。

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Moto3クラスは、すでに今年のチャンピオンが決定しているブラッド・ビンダー(Red Bull KTM Ajo)とエネア・バスティアニー二(Gresini Racing Moto3)の戦いとなり、最後は、バスティアニー二が0.017秒差でチェッカーを受け優勝。ビンダーが2位に。3位には、日本人として同クラスにレギュラー参戦している尾野弘樹(Honda Team Asia)が、自身初の表彰台を獲得したかに思われたが、レース後の車検でレギュレーションに定められている規定重量を満たしていない事が発覚し、失格となった。

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また、MotoGPシリーズと併催されているShell Advance Asia Talent Cupでは、14日(土)に開催されたレース1で、國井勇輝が優勝。15日(日)のレース2では、小倉藍がそれぞれ優勝した。

参考=ツインリンクもてぎの公式サイトでMotoGP日本グランプリの結果を見る
参考=MotoGP公式サイトをチェックする

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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